【京都産業大学木原ゼミ主催】「牟岐DAY」が開催されました。

12月14日(土)にコミュニティ・バンクQUESTIONの1階で京都産業大学木原ゼミが主催で「牟岐DAY」が開催されました。第一部では、牟岐町の実生柚子をテーマに木原ゼミが今までのイベントでつながった出店者さんが集結しました。

紫竹庵(しちくあん)の実生ゆずチーズケーキ、YuPPenJoBsのゆずティーフィナンシェ、Belgian bar UMAIのゆずゴールド、JA徳島県牟岐女性部と木原ゼミ生からはポンジュレゆうダレの焼き餃子、ゆず味噌おにぎり、ゆず茶、ゆずスカッシュが出店されました。また、牟岐町からはゆず茶、ポンジュレゆう、モリンガパウダー、もち麦味噌、牟岐茶などの特産品を販売しました。

紫竹庵さんは大徳寺近くの千本北大路にお店を構え、大徳寺納豆を使った和菓子の店として創業しました。和菓子のほかにふりかけや洋菓子も作られており、特に大徳寺納豆を取り入れた大徳寺チーズケーキ「禅ZEN」は目玉商品です。

京都・大徳寺・紫竹庵
https://shichikuan.com/

紫竹庵さんとの出会いについて、6期生の中間優香さんは
「西陣フェスで木原ゼミの隣で出店されていたのが出会いです。12月に牟岐DAYのゆずマルシェがあるので一緒にどうですかとお誘いしたら、商品としてゆずのふりかけがあることもあり、目玉商品のチーズケーキに柚子を合わせたら美味しいかもしれないということで出店していただくことになりました。」と説明してくれました。

大徳寺納豆が入った実生ゆずチーズケーキは、しっとりとチーズのうまみを感じながらも、柚子のフレッシュさと大徳寺納豆の塩味がアクセントとなり、コクがあるチーズケーキとなっていました。徳島では馴染みのない大徳寺納豆と牟岐町の特産品である実生柚子を合わせた商品は木原ゼミだからこそできるコラボで、可能性が広がったように感じました。

YuPPenJoBsさんは地域との繋がりを大切にしながら、普段は大原百井町を中心に農業活動やスイーツ開発をしている学生団体です。これまで、チョコ、イチゴ、紅茶、コーヒーなどのフィナンシェを開発し、最近では酒粕フィナンシェを販売したそうですが、今回はゆず茶を使用したフィナンシェを出店していました。

YuPPenJoBs
https://yuppenjobs.wixsite.com/yuppenjobs2023 

代表の京都大学4年生の高石柚哉さんからは、「学生団体なのでいろんな大学から集まったメンバーで出店しています。今年の春に船岡山OPEN PARKでフィナンシェを販売したときに、出店していた木原ゼミから柚子を使ってフィナンシェを出してくれないかと提案がありました。ゆず茶を使ったゆずティーフィナンシェは、甘くてしっとりしています。」と説明してくれました。

Belgian bar UMAIさんは、普段はまだ日本で流通していないベルギービールを京都のレストランに卸したり、イベントで出店したりしています。今回は、実生柚子とベルギーのリキュールを合わせたゆずゴールドを出店していました。

合同会社うまい
https://www.instagram.com/umai_jp?igsh=OXpvYjR3bHZkaTU=

責任者のヴァンブリュッセルりかさんは、「西陣フェスで木原ゼミの学生さんたちが声をかけてくれ、商品を飲んでくれました。木原ゼミはゆずスカッシュを出店していたのですが、そこにベルギーのアントワープ地方で160年続く黄金色のリキュール『アントワープゴールド』を入れるとすごく美味しくて、それをゆずゴールドとして出店することにしました。甘めのリキュールなので、実生ゆずの果汁のみを合わせています。」と説明してくれました。

JA徳島県牟岐女性部と木原ゼミ生からはゆずタレを使った焼き餃子、ゆず味噌おにぎり、ゆず茶、ゆずスカッシュが出店されました。特に、餃子のたれになったポンジュレゆうが好評で、牟岐町ブースで販売していたポンジュレゆうが完売しました!中には過去に購入され、一度使い切ったからと言ってリピートする方もいました。

木原ゼミの7期生の皆さんや牟岐出身者の若者もマルシェを楽しんでいました!
7期生の鮫島愛弥(さめしま まなみ)さんは、「私たち7期生は今回のイベントで初めて先輩方の活動に参加させていただいたのですが、イベントに協力してくださっている方々や多くの人で賑わう会場を見て、先輩方がこれまでの活動で紡いできた縁や注いでいる熱量を目の当たりにしました。第2部ではゼミ生以外の方や牟岐町の方とお話することができ、自分たちのこれからの活動のヒントを得ることができました。今回の経験を糧に私たち7期生も自分たちなりに牟岐町の関係人口創出の活動に取り組みたいです。」とおっしゃっていました。

第二部では、「つなぐ ~木原ゼミから繋がる輪~」が行われました。第一部では、特産品である実生柚子を通して牟岐町の魅力を伝えるマルシェを開催しましたが、第二部では食以外の側面から牟岐町の魅力を知ってもらいたい、地域について考えるきっかけにしてほしいという想いからこのワークショップが行われました。

グループで自己紹介を終えた後、「どんな地域に住みたいか」についてグループで意見を出し合いました。それぞれ出身地域も住んでいるところも違うため、様々な意見が出ましたが、「自然豊かな町」「海がある町」など牟岐町に当てはまる特徴があったり、「初めて行っても特徴が分かる町」「季節のイベント(地元らしさ)」「特産品や自慢できるものがある」などのその「町らしさ」を感じたいという声もありました。

木原ゼミは地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」をテーマにゼミ活動を進めてきました。そのため、ワークショップ内では、牟岐町に関係人口として関わる有賀春桜美(すおみ)さんのインタビュー動画を見た上で、「自分ができる地域への関わり方」についても意見を出し合いました。

参加者からは「地域を思い続けることが大切で、それを続けることで自ずと行動ができるのではないか」「関心を持ち続けることが大切なのではないか」という意見や、「今回のマルシェのように食を通して魅力を伝え、さらに商品を購入した人たちがその魅力を広めていくこと」、「地域を訪れるだけではなく、お金が還元されるような仕組みを考えること」、「地域の方々や学生との交流を通してアイデアを考えていくこと」、「地域の魅力を地域内外の人に伝えていくこと」、「地域のお祭りに参加すると、広い世代と繋がれたり、また地域に戻ることができるきっかけになるのではないか」など様々な視点からの意見がありました。

最後に、牟岐町の若者関係人口にフォーカスしたプロモーションビデオを見て終了となりました。

『「牟岐」と「若者たち」』YouTube公開!!
https://mugijin.info/info/uPoxfgvf

牟岐町側からはプロモーションビデオについて、「小さい町で起きている日常的なことなのかもしれないが、動画を通して牟岐町の魅力を届けつつ若者たちの実情を知っていただけたら嬉しい」という声や、このイベント全体を振り返って、「第一部について、木原ゼミの人の繋がりでできたマルシェだと感じ、そこに牟岐町の方がゆずの商品を買いに来てくれたりしたので面白いと思った。第二部について、牟岐町は2016年頃の地方創生が叫ばれた時から関係人口を重要視してきたが、ワークショップを通して『人』がキーワードになって、『人』が繋いでいくんだろうなと感じた。木原ゼミが人の輪を作っていくときに牟岐町も伴走しながらちょっとでも町が良くなることを願っている。」や「第一部では、実生柚子を取り扱って盛り上げていただけてありがたいと思っている。第二部については、牟岐町のことを、地域のことを想っていただけていることを感じた。またより牟岐町を好きになっていただき、これからも応援していただきたい。」とコメントがありました。

イベントを終えて、運営を行った6期生の堀池優那(ほりいけ ゆうな)さんは、
「6期生の集大成である牟岐DAYを無事に終えることができました。マルシェでは感想ノートに『新たな出会いもあって楽しかったです!ゆずを使った食べ物もめっちゃ美味しかったです!』といったような温かい言葉が並び、ゼミ生の努力が多くの人に伝わったことを実感しました。
また、ワークショップでは牟岐町に住む方々や、地域活性化活動に興味がある方々と一緒にグループワークをすることで、普段のゼミ活動では聞くことのできない斬新な意見や考えを取り入れることができました。この1年間、関係人口について深く考えてきました。そして、今回のイベントを通じて、私たちが考えてきた関係人口の形を実現することができたと思います。イベントが成功して本当に良かったです。」と、達成感を伝えてくれました。

第一部「ゆずマルシェ」と第二部「つなぐ ~木原ゼミから繋がる輪~」を終えて、木原ゼミの卒業生やこれまで関わりがあった方々、これまでに出店したマルシェなどで繋がった方々など、木原ゼミが活動してくれたことで出会えた方々がたくさんいました。
木原ゼミでは、「関係人口」をテーマに活動していますが、このマルシェでは牟岐町の実生柚子を通して、木原ゼミの「関係人口」が集まり、そこに牟岐町の「関係人口」が入り、よりその輪の大きさを実感し、広げられたのではないかと感じました。
今後は、ワークショップで考えた「自分ができる地域への関わり方」を活かし、これからの活動や可能性を一緒に見いだせたらと思います。

ライター:地域おこし協力隊 真武

〈関西むぎの日開催〉&〈大阪公立大学経済学部松本ゼミ×Orange Fields Tea Garden×牟岐町のコラボメニュー販売〉

12月7日(土)に大阪の天神橋筋二丁目商店街りそな銀行前で、関西むぎの日を開催しました。牟岐町の特産品を販売するうまいもん市と商品を購入し、参加できる新米お米すくい&重量あてを行いました。

うまいもん市には、毎回大人気の勝浦花かつをや泉源の干物、実生柚子を使った商品や牟岐の押し寿司など多種多様な商品が並びました。

大阪公立大学経済学部松本ゼミの学生さんたちも販売をお手伝いしてくれ、ゼミの卒業生も立ち寄ってくれました。

牟岐町に繋がりがある方々が訪れ、牟岐町の特産品を購入されていたり、たまたま商店街を通った方々が商品や牟岐町に興味を持ってくれたりと、様々な方がお越しくださりました。昨年の関西むぎの日にも訪れたという出羽島出身の方々は鰹節やゆず茶などを購入されており、その中でも「ういろうは幼少期に食べていたため懐かしい」とおっしゃっていました。

新米お米すくい&重量あてでは、300gのピタリ賞には牟岐の新米3kgがプレゼントされます。子供たちから大人まで楽しんでいましたが、今年は昨年よりもピタリ賞が少なく、2人のみとなりました。

牟岐町に住んでいる友人から進められてこのイベントに訪れたという村上雄樹さんは、
「300gピッタリを当てられて嬉しいです。今年の春に一度牟岐町に行きましたが、また遊びに行きたいと思います!」と言ってくれました。

また、大阪公立大学経済学部松本ゼミ×Orange Fields Tea Garden×牟岐町のコラボ企画として、Orange Fields Tea Gardenでは12月7日から特産品の実生ゆずを使ったコラボメニュー「ゆずの和風パスタ」、「ゆずのバスクチーズケーキ」、「ゆずのようかん」を販売し、12月30日まで食べることができます。また、剛田商店ではゆず茶とポンジュレゆうを置いていただいています。

Orange Fields Tea Garden
https://www.orangefields-teagarden.com/

これまで牟岐町は星愛七夕祭りや天神天満阿波踊りなどで天神橋筋商店街を訪れていました。Orange Fields Tea Gardenの西尾将治さんとお話をし、松本ゼミの学生さんたちや牟岐町のことを気にかけてくれたことで今回のコラボメニューと商品販売を実現することができました。

西尾さんは「松本ゼミの20期生(現4年生)が『ポスターを貼ってください』と言って訪ねてきたことが牟岐町を知るきっかけでした。うちは八百屋とカフェをしていますが、実生柚子ってなんだろう?と、スーパーでも市場でもなかなか手に入れることができないものなので、珍しく、面白そうだと思い、興味を持ちました。
僕は牟岐町の人って一生懸命に見えます(笑)その一生懸命さが牟岐町に対する愛情なんだろうなと感じています。誰かに愛されて出荷されたものを売りたいという想いがあるので商品を置かせていただきました。牟岐町の方々って、『美味しいと分かってもらえたらいいんだ』『牟岐町と知ってもらえるだけでいい』という感じのスタンスで、お金儲けのためだけに動いていないですよね。そういうものを置かせてもらえるのが特別だなと感じています。」と、言います。

関西むぎの日が開催されていたランチ時には満席になっていました。性別も年齢も様々で、関西むぎの日から知ってくれたお客様も、たまたまイベントを知ってくださったお客様もいたとお店の方がおっしゃっていました。

21期代表の滝瀬央佳(ひろか)さんはメニューの考案について「私たちがメニューを考案する際、最も悩んだのは、実生ゆずの素材をどのように活かせば最も美味しいのか、また、牟岐町出身の方々から大阪のお客様まで幅広い世代に楽しんでいただけるメニューになるのか、という2点でした。そのため、西尾さんからアドバイスを頂きながら、ゼミメンバーやJA徳島県牟岐女性部の皆様などと意見交換を重ねメニューの考案を進めました。
一番人気のゆずの和風パスタはもちろん、ゆずようかんはオレンジフィールズティーガーデンの紅茶との相性が抜群で、ご年配の方にも大変喜んでいただけるメニューが完成したと思います。」と言います。
また、メニュー表やチラシの制作については「メニュー表にはコラボメニューだけでなく、牟岐町や実生ゆずの魅力を伝えるたくさんの情報を盛り込みました。お客様が注文後も手に取って目を通したくなるような、牟岐町の風土や素材の魅力を感じていただける内容に仕上げています。このメニュー表が、料理を待つ間のちょっとした楽しみや会話のきっかけになれば嬉しいなと思います。」と教えてくれました。お店のメニュー表と雰囲気が合うように、質感を合わせているそうです。

ゆずの和風パスタは、口に入れた瞬間、キノコの旨味と柚子の香りが感じられました。
麺がもちもちで、少しピリッとする大人が喜ぶ美味しいパスタでした。

ゆずのバスクチーズケーキは、濃厚ずっしりなチーズの中に柚子の風味が爽やかに香ります。
付け合わせの生クリームがとろとろで、重くなくパクパクと食べられました。

ゆずようかんは、硬めの食感でさっぱりとしています。柚子の風味が活かされており、付け合わせのゆず茶を付けると、より柚子を感じることができます。

チーズケーキと羊羹には、実生柚子の皮を入れているそうです。これらの実生柚子は松本ゼミの学生さんたちが地元の農家さんと一緒に牟岐町で収穫したもので、トゲが鋭いことや青い柚子が特徴的です。

西尾さんは、「松本ゼミの学生さんたちには、まずはこういうきっかけを作ってくれたことにありがとうと伝えたいです。牟岐町を知ることができたし、コラボメニューや商品を通して、お客さんも知ることができますよね。
思い出って香りとともに思い出したりするじゃないですか。だから、関西に住む牟岐ゆかりの方々には、コラボメニューを食べていただいて、少し懐かしいと思って下さったら嬉しいです。
牟岐町を初めて知ってくださった方々には、新しさを感じてほしいです。実生柚子をきっかけに牟岐の魅力を感じたり、みんなの田舎を思い出すきっかけにもなったらいいなと思います。さらに今後もいろいろできたら嬉しいです。」とおっしゃってくれました。

牟岐町は年に数回、天神橋筋商店街で物産販売や体験イベントを行っていますが、なかなか頻繁に関西に来ることは難しいです。しかし、この度、大阪公立大学の松本ゼミの活動によって大阪に繋がりを持ち、Orange Fields Tea Gardenさんに商品を置かせてもらうことができ、コラボメニューを販売することができました。
これまで大阪で日常的に牟岐町ゆかりの方々が牟岐の商品を手に入れられたり、コラボメニューのような新しい食べ方で実生柚子を味わってもらえる機会はありませんでした。また、関西むぎの日やその他イベントをしていく中で、まだ牟岐町を知っていただけていないと感じることもありますが、商品やコラボメニューを通して町のことを知ってもらえる良い機会になればいいなと思います。
是非、剛田商店さんとOrange Fields Tea Gardenさんにお立ち寄りください!

〈剛田商店〉https://www.orangefields-teagarden.com/godashoten/greengrocer.html
〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋3-7-26
営業時間:10:00~19:00(土日祝~18:00)

〈Orange Fields Tea Garden〉https://www.orangefields-teagarden.com/
〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋3-7-26レジュールアッシュ梅田イースト 102
営業時間:平日11:00~18:00 / 土日祝8:30~18:00(モーニングあり)

ライター:地域おこし協力隊 真武

2024 関西むぎの日〈大阪公立大学 松本ゼミ レポート〉

2024年12月7日(土)、大阪市北区天神橋筋2丁目商店街・りそな銀行前スペースにて「関西むぎの日」が盛大に開催されました。当日は冬晴れの清々しい空の下、商店街には家族連れや友人同士、多くの来場者が集い、笑顔と活気に満ちた賑わいを見せました。本イベントには牟岐町出身の方々も多数訪れ、地元の味や文化に触れながら温かな交流が繰り広げられました。私たち大阪公立大学経済学部・松本ゼミのメンバーも、参加者の笑顔に励まされながら全力でイベントをサポート。喜びと達成感に満ちた一日を振り返ります。


お米の計量体験

「新米すくい&重量当て」は、昨年に続いて今年も大人気!牟岐町産の新米が詰まった袋を見ながら、来場者は真剣な表情で300gを目指して計量していました。特に、お子様連れの家族やご年配の方が多く参加され、挑戦する姿には自然と周囲の人々も声援を送り、会場全体が一体感に包まれるようでした。

「ピタリ賞」を獲得した時のお客様の笑顔は特に印象的でした。「こんなに楽しいイベントは初めて!」と声を弾ませる方も多く、私たちゼミ生もその瞬間に立ち会えたことが何より嬉しかったです。計量の結果を見ながら会話が弾み、牟岐町の米作りへの興味が広がっている様子を肌で感じることができました。


牟岐町物産展

牟岐町の魅力を詰め込んだ物産展は、地元産の海産物や加工食品、牟岐茶(モリンガを使ったハーブティー)、そして新発売の「千年さんごプリン」など、バラエティ豊かな品揃えが特徴でした。商店街を訪れる多くの人々が足を止め、商品の説明を聞きながら試食を楽しむ様子が印象的でした。中には「故郷を思い出す」と感動する牟岐町出身の方もおり、会話が自然と弾む光景が広がっていました。

今回初めて登場した「千年さんごプリン」は来場者の興味を大いに引きつけました。地元の味を多くの方々に届けられたことで、牟岐町の魅力を広める大きな手応えを感じました。


松本ゼミ × オレンジフィールズ×牟岐町コラボメニューイベント

今回の目玉企画の一つ、「松本ゼミ × オレンジフィールズ × 牟岐町」のコラボメニューが12月7日(土)よりスタート。イチ押しは何といっても「ゆずの和風パスタ」。爽やかな柚子の香りと深みのある味わいが特徴で、来場者から絶賛の声が寄せられました。店内には開始早々から多くの人が訪れ、一時は席が埋まるほどの大盛況。オレンジフィールズのスタッフの皆さんと共にお客様を迎える中で、店内は笑い声と温かな交流が広がっていました。

さらに、私たちゼミ生が工夫を凝らして用意したチラシやSNSの広報効果もあり、OBOGの皆様や地元の方々も多数足を運んでくださいました。自由帳には「美味しかった!」「また食べたい!」といった声がたくさん書き込まれ、目を通すたびに努力が報われるような感動を覚えました。事前準備や広報の難しさを感じる場面もありましたが、お客様の笑顔を見た瞬間に、全てが報われたような達成感を得ることができました。コラボメニューは、「ゆずの和風パスタ」以外にも「ゆずのバスクチーズケーキ」「ゆずようかん」といったデザートメニューもあります。デザートと一緒にオレンジフィールズ・ティーガーデンの美味しい紅茶と一緒に味わっていただきたいです。2024年12月30日(月)までの期間限定となっております。この記事を見られた方は、ぜひ、オレンジフィールズ・ティーガーデンに足を運んでいただきたいです。

〈Orange Fields Tea Garden〉https://www.orangefields-teagarden.com/
〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋3-7-26レジュールアッシュ梅田イースト 102
営業時間:平日11:00~18:00 / 土日祝8:30~18:00(モーニングあり)


イベントを通じた絆の再発見

今回の「関西むぎの日」は、牟岐町と大阪を繋ぐ架け橋となる、特別な一日でした。商店街全体に広がる賑わい、参加者の笑顔、そして私たちゼミ生自身が得た達成感は、言葉では表しきれないほどの喜びで溢れています。

2023年度卒で、松本ゼミ長であった狭川 文菜(さがわ ふみな)さんからは、「ここ3年、関西むぎの日に訪れていますが、商店街のお店とのコラボ等年々規模が大きくなっていて後輩たちが日々頑張っているんだなあと実感します。また、卒業してからもイベントに参加する時には温かく話しかけてくださる牟岐町の皆さんには毎度感謝しかありません。数は少なくなってしまいましたが、今後も繋がりを継続していきたいと思っております。」と、メッセージをいただきました。

私たち松本ゼミは、牟岐町の方々や地元の企業の皆様と共に、地域を繋ぐ取り組みを続けていきます。そして、このイベントをきっかけに生まれた新しい絆が、これからも続いていくことを心から願っています。今後とも皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

11月21日(木)、22(金)に京都府舞鶴市に伺いました。

11月21日(木)、22(金)に、大学時代に牟岐町で活動していた鳥井衣里さん(以下、とりちゃん)にお誘いいただき、京都府舞鶴市に伺いました。とりちゃんは徳島県出身で、牟岐町ではNPO法人ひとつむぎのメンバーとして活動し、様々な活動に参加していました。このハッピのイラストもとりちゃんのデザインです!大学卒業後、就職を機に京都府舞鶴市へ移住されています。

1日目は、学生のためのコミュニティスペースKATAlab.さんに伺いました。「いつか舞鶴に帰ってきたい。そんな若者が増える場所に。」という想いで今年の3月末に西舞鶴駅の近くにオープンしました。
KATAlab.を運営されているまちづくり団体mylink代表の高田智哉さん、副代表であり、舞鶴市地域おこし協力隊の原田翔太さん、スタッフであり、舞鶴市にある日星高等学校でコーディネーターをされている能勢ゆきさん、スタッフであり、舞鶴市地域おこし協力隊の藤田真奈さんが出迎えて下さりました。また、京丹後市から有限責任事業組合まちの人事企画室で相談員をされている稲本朱珠さん、宮津市から株式会社FoundingBaseの筒井章太さん、今村恵那さんも集まってくださりました。

コミュニティスペースKATAlab. https://katalab-maizuru.com/

まちの人事企画室 https://www.machi-jinji.co.jp/

株式会社 FoundingBase https://foundingbase.jp/

KATAlab.は高校生と共に地域の大工さんとワークショップを重ねて完成した、みんなの想いがこもった場所です。オープンし、高校生が集う中で、彼らが考案したという学生らしい個性的なインクも見せていただきました。

KATAlab.を運営しているメンバーは個々に本業があって、副業としてこの場を運営しています。また、今回のように舞鶴市だけではなく、京丹後市や宮津市などほかの市からもここに集うことがあります。
この交流会に牟岐町から参加していた一般社団法人遊観の下之坊竜治さんは「印象的だったのは、別事業者の横の繋がりです。月一でも会って話したり、情報共有を行ったり、『助け、助けられ』の関係があるのが心強いと思いました。」とおっしゃっていました。

KATAlab.についてのお話を聞き、地域で活動している方々と交流し、町に高校があることがどれだけ影響力があることなのかを感じました。牟岐町には高校がなく、外に出ていくしか選択肢はありません。しかし、ほかの地域と比べ、牟岐町ではお兄さんお姉さん的存在の大学生が多く活動しており、強みとなっています。子供たちが高校生になった時に、外に出ていくだけでなく、牟岐町で地域の人や大学生など様々な人と関われる機会や場が必要だと感じました。そこでの交流が彼らにとって新しい視点で牟岐町を見ることに繋がるとより町が開けていくのではないかと思います。

2日目は、とりちゃんの勤め先の自社イベントであるフリーマーケットへの出店をお誘いいただきました。下之坊竜治さんはオーダーメイドもできる刺繍が入ったTシャツと本のガチャガチャを出店しました。牟岐町からは缶バッジ製作体験とキャンペーンカードやパンフレットを持っていきました。

 お客さんや出店者の方から「今年、徳島に旅行に行ったよ」「阿波踊りを見に行って最高だった」と声をかけて下さったことが印象的でした。また、牟岐町で活動していた京都産業大学木原ゼミの卒業生もイベントに来てくれました。
牟岐町は知名度がそれほど高くない地域だと思います。しかし、来て下さった多くの方々から「小旅行をしてみたい」「出羽島を訪れてみたい」「ツーリングに行きたい」などのお声を頂きました。また、子供たちからは姫神祭りの海上パレードの缶バッジや満天の星空の缶バッジが人気でした。

牟岐町で活動していたとりちゃんが起点となり、この2日間で様々な方々とお話することができました。
1日目のKATAlab.では、お互いの活動内容や課題感などを共有し、気づきの多い充実した交流会となりました。今後も定期的に舞鶴市へ伺ったり、機会があれば牟岐町にも是非訪れてほしいと思います。
2日目のイベントでの出店では、牟岐町のことを知っていただける良い機会となり、有難いことに皆さんに興味を持っていただくことができました。また、牟岐町と繋がりがある方々とも久しぶりにお話しすることができて嬉しかったです。
今回ご縁を頂いた方々との繋がりを大切に、情報共有や意見交換をしながら、各地域やローカルだからこその魅力に目を向けたいと思います。

ライター:地域おこし協力隊 真武

第6回にぎわい産業祭に牟岐町で活動する大学生が出店しました。

11月17日(日)に牟岐町民体育館・B&Gプール周辺駐車場で第6回にぎわい産業祭が行われました。牟岐町で活動する関係人口として、徳島文理大学食物栄養学科もちっとむぎゅっとの会、徳島大学理工学部建築サークルAUT、NPO法人ひとつむぎが出店し、地域実習で牟岐町を訪れていた京都産業大学木原ゼミは地域の方々と共にイベントを楽しみました。

徳島文理大学もちっとむぎゅっとの会は、これまで牟岐町のもち麦や実生柚子、モリンガなどの食材を使って地域活性化につなげてきました。

「もちっとむぎゅっとの会」紹介
https://www.bunri-u.ac.jp/faculty/human-life/info-category/bunya/mochimugi/

今回は、牟岐の農業を守る会の「もち麦うどん」の販売のお手伝いとJA徳島県牟岐女性部の物産販売や試食のお手伝い、また商品や食材についてのアンケート集計を行いました。

販売や試食を通して学生からは「『母ぁちゃんもち麦味噌』を使った味噌汁が好評で、地域のおじいちゃんからは甘くて若者向けのお味噌だと意見をいただきました」「笑顔でいたら興味を持って来てくれて嬉しかったし、声をかけるのが楽しかったです」「また買いに来るねと声をかけていただいてフレンドリーだと感じました」などの声があり、普段はあまり話すことのない地域の方々との交流ができたことが心に残っているようでした。

徳島大学理工学部建築サークルAUTは、かいふの木の家(海部森林組合)と共同出店でクリスマスの子供向け工作体験を行いました。
3年生の福島暖空(はる)さんは、「今回の出店について、『かいふの木の家』さんに繋げていただいたことで、よりコミュニティに入っていけたように感じました。普段の活動では、8月に小学生向けの工作体験を行ったり、11月には出羽島の看板を制作したりして、看板は今年度中に設置予定です。また、改修している船戸荘をより多くの人に知ってもらうためにパンフレットを制作中です。」と、幅広く牟岐町で活動していることを伝えてくれました。
活動については、インスタグラムで発信しています。

徳島大学canso船戸荘利活用PJ (@canso_tokushima)
https://www.instagram.com/canso_tokushima?igsh=MTdwaWNsNmR6YjN6

NPO法人ひとつむぎの大学生3人と牟岐中学校1年生の富田輝(あきら)さんは、この夏から続けてきた中学生向けプログラム「ふらいき」で考案されたレンコ鯛の天丼を販売しました。天丼のつゆは、地域の方から教えていただいた出羽島の郷土料理である島そうめんのつゆのレシピを使用しました。レンコ鯛の煮つけの煮汁をつゆとしているため、天つゆよりも甘辛く旨味が感じられるものでした。

NPO法人ひとつむぎの活動はこちらから→
https://hitotsumugi.org/

理事長の中山知華さんは「ふらいきで学んだ課題から地域を元気にしたいという想いで、中学生や地域の方々と一緒にメニューを開発しました。地域の方々から好評だったのが嬉しかったです。」と感想を述べました。

富田輝さんは「結構売れて嬉しかったです。家では卵焼きを作ったり、ハンバーグを作るのをお手伝いしたりしています。レンコ鯛を揚げるのが難しかったけど、盛り付けは楽しかったです。知り合いが来てくれて褒めてくれました。」と、楽しく販売できたことを伝えてくれました。

京都産業大学木原ゼミの2年生は地域実習のため、牟岐町に滞在しており、産業祭を楽しんでいました。京都産業大学木原ゼミは、2018年から牟岐町で関係人口創出に関わる活動を行ってきました。これまで牟岐町の実生柚子の商品を京都のマルシェで販売したり、牟岐町のオリジナルブレンド米のパッケージデザインをゼミ生が考案したりしています。

「2回生初の牟岐町秋合宿を実施しました!」
https://www.kihara-seminar-web.net/2024/11/22/%EF%BC%92%E5%9B%9E%E7%94%9F%E5%88%9D%E3%81%AE%E7%89%9F%E5%B2%90%E7%94%BA%E7%A7%8B%E5%90%88%E5%AE%BF%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/

12月14日(土)の11時から17時30分には、コミュニティ・バンク京信QUESTIONにて「牟岐Day」が開催されます。特産品である実生ゆずをテーマに、木原ゼミが今までのイベントで繋がった出店者さんが集結し、コラボ商品を販売します。

【関西圏の皆様へ】12月に開催されるイベントのご案内
「牟岐Day」 https://www.town.tokushima-mugi.lg.jp/docs/2024112000022/

今回、初めて牟岐町を訪れた椙村萌恵さんは、「牟岐を訪れる前は、人口減少の問題があったり、外から来る人に対して良く思っていないんじゃないかなど、マイナスのイメージを持っていたけど、牟岐町は若者が集まる町だと感じました。また、大学生だけじゃできないことに対して、町民の方々が積極的に関わってくれて、アシストしてくれました。関わっていく中でみんな牟岐のことが好きで、その感覚が新鮮で羨ましいと思いました。」と、初めて訪れて感じた牟岐町の印象を伝えてくれました。

また、おばあさまが牟岐に住まわれているという木村諒佑さんは「私は父が牟岐町出身なので、幼い頃からこの町をよく訪れていました。木原ゼミに入る前はなんとなく田舎の小さい町というだけの認識でしたが、ゼミ活動という視点で改めて牟岐町に来て、町を盛り上げようとする役場の方々、町で活動する大学生や若者、住人などがひとつになって様々なプロジェクトを行っていることを知り、牟岐町の多面的な姿を感じることができました。今後のゼミ活動でまた新しい牟岐の一面を見つけていきたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。

牟岐町では様々な若者関係人口が活動しています。今回、出店以外に、体育館には各団体の活動についてのパネルが展示されていました。産業祭をきっかけに、町民の方々にはいろんな若者がそれぞれの形で牟岐町で活動していることを知ってもらえたのではないでしょうか。大学生と町民の方々が直接関われる機会は少ないかもしれませんが、大学生が町民の方々と交流することで、お互いへの理解を深め、町への愛着を持つきっかけになっているのではないかと感じました。

ライター:地域おこし協力隊 真武