近畿牟岐会への橋渡し的な存在として – 古谷 健さん・井上 暁さん

以前、牟岐町には『近畿牟岐会』というグループがありました。関西圏在住の牟岐町出身者が集まり、牟岐町への熱い想いをもとに熱心に活動をしていたそうです。今回の牟岐人は、町職員として近畿牟岐会に関わることになり、現在は『牟岐ふるさと会』の役員でもある、古谷健さんと井上暁さん。近畿牟岐会の活動から、他地域からの若い世代も関わっている現在の牟岐町について、様々な経験をもとにお話を伺いました。

生まれも育ちも牟岐町

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”先ず、お二人の背景について軽くお話を伺えたらと思いますが、ご出身は牟岐町でしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”そうです。生まれも育ちもずっと牟岐です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

▲井上暁さん
[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”学校も全部牟岐やな。牟岐で生まれて85年よ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

▲古谷健さん

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お二人とも牟岐町で職員をされていたと聞きました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”ええ。学校を卒業してから牟岐町役場に入って、教育委員会にもいったりしたね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”ワシは学校を卒業してからは家業の農業をしよったんよ。当時は役場の職員が集まらんかったけんな。農業よりこっちせぇって当時の町長に誘われて役場に入ることになったんよ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”当時、一緒の課に配属されたことはあったんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”教育委員会では一緒やったね。古谷さんは教育次長もしよったんよ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

助成金の流れで近畿牟岐会が設立

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では近畿牟岐会について教えていただけたらと思います。というのも、知らない方も多いと思うので、近畿牟岐会とはどのような集まりだったかといったことを改めてお聞き出来たらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”そうやなぁ。関西圏に住んどる牟岐出身の人らでできた会でな。年に1回ぐらい集まって町の行政の状況を報告して交流をしたり、牟岐でイベントをするときには近畿牟岐会の力を借りて芸能人に来てもらったりしたわ。関わった一番大きい事業は2010年ぐらいまでやっていた『南阿波サンラインマラソン』やな〜。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”イベントや事業に必要な人や企業を近畿牟岐会が繋げてくれてたんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”そう。あとは牟岐で浜節句のイベントをする時には近畿牟岐会から30〜40人ぐらい来てくれてな。子供の時以来の浜節句で喜んでくれとったなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]
▲こちらは数年前にイベントとして行われた浜節句の時の一コマ。牟岐の人にとって浜節句は特別な日なのです。

古くからある町の風習「浜節句」

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”浜節句が楽しかったという話は牟岐出身の年配の方によく聞くお話です。故郷での大切な想い出の行事が再現されたのは本当に嬉しかったのでしょうね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”阪神大震災の時はな、近畿牟岐会の方が兵庫に交代でボランティアへ行ったり、牟岐から義援金集めて持っていったりもしたな。大阪から歩いて兵庫まで行っとる人もおったわ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”災害の時は人や地域のつながりが援助につながると言いますが、正に近畿牟岐会がそのつながりを作るきっかけになっていたんですね。そもそも近畿牟岐会はどのようにできたのでしょうか?古谷さんは立ち上げから長く関わられたと聞きました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”ふるさと創生事業といってな、平成元年ごろに各市区町村に対し、地域振興のために1億円の助成金が交付されることになったんやな。その使い道をどうするか、と。牟岐の人の意見を聞くのはもちろんとして、県外に住んでいる牟岐出身の人たちにも意見を聞いたほうが良いんとちゃうか?と当時の町長が考えてな。当時、役場の企画開発課におったワシが組織作りを頼まれたんやな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

▲当時の新聞の切り抜き。その頃から町を活性化することへの意味を知ることが出来る記事と感じました。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”助成金の使い道について外からの意見を取り入れるのが、近畿牟岐会の当初の目的だったんですね。組織作りは順調に進みましたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”はじめはワシと助役の同級生5人ぐらいに声をかけて集まってもらってな。そこで近畿牟岐会の趣旨を説明して、色んな人に入会のお誘いの連絡をして、初めての総会時には250人ぐらい入会してくれとったね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”すごいですね!ちなみに助成金は何に使われたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”鬼ケ岩温泉とモラスコ牟岐の設立に使われました。鬼ケ岩温泉は今はもう廃業してしまっとるけどな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。助成金の使われ方が決まった後も会は存続し、はじめに伺ったイベントなどの活動につながっていったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

牟岐を離れた人たちの故郷への想いに触れて

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”近畿牟岐会のみなさんは牟岐への想いが強くてな。自分は牟岐から出た事がなかったけん、牟岐を離れても故郷というのはこんなに大きいもんなんやな〜と、改めて知らされたな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”井上さんは古谷さんの一世代ほど下とお聞きしましたが、どのような経緯で近畿牟岐会に関わられたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”役場の企画開発課に配属になって、役場職員として総会に参加したのが初めての関わりやったかな。その後、近畿牟岐会の役員をやってた友人に入会を誘われて。同窓会みたいで楽しそうやなぁと思って会員になりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”その当時もみなさん牟岐への想いは強かったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”そうですねぇ。古谷さんと同じで自分も生まれてからずっと牟岐で育っているんで、町を離れた同級生が牟岐への熱い想いがこんなにもあるんかと思いましたね〜。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お二人は近畿牟岐会の活動にどのような想いで参加されていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”ワシはさっきも言ったようにずっと牟岐におるから、牟岐を離れた人の目線や意見を知りたくてな。外の人たちの牟岐を良くしたいっていう想いを町で活かしたり、町の状況や意見を近畿牟岐会に伝えることが自分の役目ちゃうかと思っとったね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”同級生の牟岐への想いに触れて、せっかく行政の仕事をしとるんで彼らの想いや意見を自分の仕事で何か活かしたいと思ってましたね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お二人とも牟岐と近畿牟岐会の方々の橋渡し的な存在だったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

牟岐ふるさと会とこれから

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”前回取材させていただいた坂本さんから、発足から25年以上活動してきた近畿牟岐会も会員数減少と高齢化により幕を閉じたと聞きました。しかし近畿牟岐会の流れをついで『牟岐ふるさと会』が発足されたそうですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”流れをついだと言うてもコロナもあってまだこれといった活動はできてないけんな。町から今も案内出しよった近畿牟岐会の会員の人らと、牟岐で活動しよる色んな人らをとりあえず一緒の組織に登録したようなもんやろうな。最近牟岐で色んな活動してくれよる大学生や若い子もようけ入っとるし。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”これまで別々の組織や個人で活動していた方々が年齢を問わず入会してるんですね。それぞれの活動や情報を共有できるネットワークを作るのは今後の牟岐にとってすごく重要だと感じます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”うまく育っていけばええんやけどな。私らも若い子がどんなことをしよるかというのは分かってないことが多いんで、知れるようになったら良いなと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”若い子らはインターネットでいろいろ知れるんやろうけど、私らは実際会うたりせんとどんな子が何しよるか知れる機会がないけんねぇ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ここ10年ほどで牟岐生まれでは無い、学生を含めた若い方たちが活動することが増えてきていると思うのですが、そのことについてはどう感じていますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”それはもちろん嬉しいことよ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”牟岐で生まれたわけでもないのに、町のことを一生懸命考えてくれる若い子がおるんやなぁとおどろくし、嬉しいね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”もし若い方々から、一緒に何かをしてほしいとか昔の話などを聞かせてほしいといった要望があれば対応されますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”もちろん自分らでできることがあるんやったら。けどこんな年寄りに声かけてもなぁ(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”いえいえ、年を重ねているからこその経験談や、歴史を教えていただく機会は若い方々には必要だと思います。現在牟岐で活動されている方々に期待することはありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”腰を据えた末長い活動をしてくれたらええなと思います。何をするにしても、継続するのが大切やけんね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”そうやな。これまで地域を生かした商品や行事も色んなモノが生まれてはいるんやけど、はじめは上手くいってもどれも続かなくて無くなってしまったけんな…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

最後に

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”近畿牟岐会は世代が変わっても長く継続したからこそ、牟岐ふるさと会につながったのかもしれませんね。最後に、牟岐の好きなところはありますか?もしくはこうなってほしいというところでもありましたら。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”古谷さん” text=”大島や津島をどうにか活かせんもんかなと思います。大島観音や島の歴史も牟岐の人でも知らん人も多いしな。あとは千年サンゴという貴重な資源もどうにかもっと活かせんかなぁと思うね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue001-scaled-e1710123469475.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”井上さん” text=”自分は牟岐のあまり手をつけてない自然が好きやし大切にせなあかんと思うんで、これからもできたらあまり開発なく自然を守ってくれたら良いと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2024/03/kotaniinoue010-scaled-e1710123098330.jpg”]

「自分たちは近畿牟岐会の人たちの熱い想いを元に動いていただけ」と言っていた古谷さんと井上さん。でも、詳細に熱く過去の活動から未来への想いまで話してくださるお二人の姿からは大きな牟岐愛を感じました。牟岐ふるさと会をきっかけに、若い世代とお二人のような成功も失敗も知っている先輩が繋がれば、より広く深い「町を良くする活動」が実現するかもしれません。

もっとコンスタントに賑わうようにならんかなぁと願ってます – 【牟岐ふるさと会】坂本 五朗さん

牟岐町出身で京都に就職し、それ以来京都にお住まいの坂本五朗さん。京都では島津製作所に入社し、医療用X線装置開発などに従事してきた。アメリカ(LA)やカイロ(エジプト)、デュイスブルグ(ドイツ)など海外拠点の業務にも従事された経験もあるほどだ。
2012年には定年退職。また2010年12月から宇治市民生児童委員協議会委員を務められており、『旧近畿牟岐会』にも所属されており、現在は『牟岐ふるさと会』の役員でもある。そんな坂本さんに「故郷への想い」を中心に今回はお話をお聞きしてきた。

故郷に対して何も思わない牟岐出身の人はいない

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”坂本さんは牟岐町ご出身ということで、非常に牟岐への想いが強いとお聞きしています。先ずはその牟岐愛についてのお話をお聞きできたらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そりゃそうやねぇ(笑)牟岐町で生まれたからねぇ。
でも私のみならず、田舎で生まれた人間にとって故郷はすべてに対して愛着があるもんやと思うんやけどな。
表現は良くないけど故郷は人口減少化で寂しくなるばかりで、そうした状況の故郷に対して何も思わない牟岐(出身)の人間はいないと思うんや。
私の仲間の中にはようけ漁業関係者がおって、また中には素潜りの名人とかもおってな、表には出さんけど、もうちょっと牟岐町元気にならんかなと考えとるんや。
私は1969年に京都へと就職して牟岐町から離れているんやけど、それから20年経ち、30年経ち、40年経った頃に魚が獲れんくなったと漁業関係者の方々が嘆いてしまっている。現実は、やっぱりちょっと寂しいな。もしかしたらずっと前から漁礁構築に力をいれて来ておれば、何か対応策が出来とったかもしれんけども。まあ、そんなことは結果論であり、当時そこにはいろんなテーマや問題があり壁に突き当たったんやと思う、そのあたりはどこのどんな集団にもある複雑な理由が背景にあったんかと思う。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐町を離れてからどれぐらい経った時に坂本さんは牟岐が廃れていく感覚を感じたのでしょうか?おそらく日本全体の経済状況と比例するのかと感じているのですが。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そうやなぁ…雰囲気を感じたのは80年ぐらいの頃には、なんやねんちょっと寂しくなったなぁと感じたかなぁ。昔あったお店が閉まっとっていわゆるシャッターストリート等になってしまっとったんやなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それが最初に牟岐町の衰退を感じた時だったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そうやなぁ、年に盆と正月に帰ってくるぐらいだったんやけど、最初の頃はそこまで寂しさは感じてはいなかった。私が就職したばかりの71年ぐらいの頃には、牟岐が衰退していくとは思ってもみなかったなぁ。せやから商店街がシャッターストリートになっていくのを見た時は寂しかったなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは毎年坂本さんが帰ってくる度に、それが顕著に現れていってたんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”まさに見る側から見て顕著に現れていったなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”80年頃というと日本はバブル前のまだまだこれからって時だったと思うのですが、すでにその時に衰退を感じたってことになりますね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そうやな、自分の故郷やから目に見えたものを敏感に感じとってしまったんちゃうかなぁ” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”坂本さんの仰るシャッターストリートというのは牟岐町の商店街の事でしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”本町商店街とか中の島の商店街とかいうねんな、少年時代の時にはようけお店があってな、牟岐町はちょっとした街だったんや。パチンコ屋も三軒あったし、映画劇場も二つもあったんや。ローラースケート場もあってな。
高専に通っていた時には社会勉強でこの町の産業について調べたこともあってな。製材所の売上がなんぼだとか、鮎の養殖場があって、年間の売上がなんぼやとか(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”へぇ、牟岐町に鮎の養殖場があったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”コンクリート製の大きな生け簀が複数基あってな。一匹なんぼで出荷してるんですか?とか聞いたりしてそれで年間の売上計算してな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”阿南高専を卒業してからはずっと京都にお住まいなのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そうやな、島津製作所という会社に就職してな。レントゲンの開発部に入って、何年かしたら私が携わったX線装置が県立海部病院で稼働していたわ。X線テレビっちゅうやつやな、X線出して、胃の中の状態とか、骨の構造などがテレビモニターで見えるという診断装置。自分が携わったモノが故郷の病院で使われとったのには感激したなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

親睦会から牟岐を盛り上げる会へ

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”坂本さんは京都に住みながらも故郷を想い、近畿牟岐会、そして牟岐ふるさと会に参加するなどの活動をされていると思います。その活動の理由をお聞き出来たらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”近畿牟岐会は私よりも10年も上の方々が創りあげて来た会でな、私らよりもずっと見識のある方々が創設したんや。私らは創設後何年かしてから参加させてもらって、そのなかでも一番若手の類であったわな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”皆さんが高齢になったこともあり近畿牟岐会は解散し、それで牟岐ふるさと会を創設することになるというわけですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”役員も高齢化し、運営していくのもなかなか難しいところもあったから、具体的には牟岐町役場の方にお願いをし、結果牟岐ふるさと会として改めて発足することとなったわけです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では、牟岐ふるさと会はどのような活動をしているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”先にも申し上げた様に、現在ふるさと会の本部は牟岐町役場の方にあり、活動詳細については企画政策課が推進しています。私自身は、「ふるさと会会則」の(事業)から「牟岐町の活性化と賑わいへの提言創出」の項に基づいて活性化(賑わい)の材料を探し出すことに主眼を置いてやっています。話は戻るけど、近畿牟岐会の初期の頃は故郷を想う親睦会が主やってな。しかし親睦会だけをやっとっても牟岐の発展に寄与しませんやろってことになって、そこで出羽島にハイビスカスを植える活動を行って来たりしたんです。しかし、常時メンテンナンスする事も中々行けていない状況であってな。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”近畿牟岐会は親睦会が主だったけれど、途中からは牟岐町をなんとか盛り上げて行こうといった活動が中心となり、それを牟岐ふるさと会が受け継いでいくといったことでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”まあそんなところやねぇ。牟岐ふるさと会については、いきなりコロナ禍で蹴躓いてしまったところがあるから、実際にはまだ正常に活動出来ていないと言うのが現実やねぇ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

 

牟岐ふるさと会についてはこれから活動を行っていく段階だが、坂本さん個人のフットワークは軽く積極的に動いている印象だ。以下の写真は12月9日に行われた「関西牟岐の日」。坂本さんにもこの日、京都から足を運んでいただいた。参加していた学生さんに牟岐町の想い出話をしているのが印象的だった。

京都産業大学 木原ゼミのイベントにも参加

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐町のイベントに積極的に参加される姿勢を坂本さんは持っていると感じます。京都産業大学の木原ゼミのイベントにも参加をしたとお聞きしました。そうした参加するキッカケだとか、それをどのような想いで参加されたのかをお聞きできたらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

▲12月16日に京都で行われた木原ゼミのイベントの様子。

木原ゼミとは?

京都産業大学 現代社会学部プロジェクト演習 木原ゼミ
ゼミでは大人数で複数のプロジェクトを同時進行させ、また、それぞれの場面で社会人と協働するため、組織立った活動が求められます。そのため、木原ゼミでは、ゼミメンバーが各部門に所属し、部内で創意工夫しながらゼミ組織を自主運営する体制を構築していきます。また、この経験を通して、責任感と仕事を完遂する力、組織でのコミュニケーション力を鍛え、将来の自分の仕事の適性を知ることにもつなげます。

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”まず、これに参加したキッカケというのは、企画政策課の西沢さんからご連絡いただいて「こういうイベントがあるんだけども参加できないか」といった要望があったので、オリジナルの牟岐の人間として私が参加することで大学生の方々の牟岐への関心がさらに深まればいいかなと思って参加をしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

▲ゼミ生はこれまで牟岐町に何度か訪れ、牟岐町を知ることで関係を築いてきた。そこに牟岐出身である坂本さんにもご参加を頂いた。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”坂本さんの場合、牟岐町に関わることなら迷いなく参加されているのかなといった気がするんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”ああ、そうやねえ。迷いはないですね。スケジュールが許せば参加します。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それはやはり牟岐に対する想いだとか、今牟岐町でどんなことが起きているのかとか、そういった牟岐町の動向が気になるということでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そうやねえ、結局これに参加をすることで、さっきも申し上げたけれども、ゼミの皆さんがより牟岐のことを知っていただけるかなと思ってね。若い方々は牟岐の詳細までは御存じないだろうなと思うんですよね。だから私が参加することでゼミの若い方々が牟岐への関心というか、牟岐の知識をより多くそして深く持って頂けたらいいかなと。私自身は牟岐の人間やからそれは何もかも愛着があって、発展のためにというか再構築のために何かできることはあれば、何でも参加してやって、という意識やねえ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今回はじめてのイベントということで、参加されてどんな印象を受けましたでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”京都に牟岐のお母さん方が来られて、牟岐の料理をゼミの皆さんに手ほどきし、一緒に食べるというのは、正直不思議な感じがしたんだけども、非常に嬉しいなと感じたねぇ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]
▲牟岐の郷土料理である『押し寿司』。柚子の酢を使った酢飯に、金時豆やたまご、ごぼうなどの煮物を中に入れるのが特徴。ちらし寿司の具を押した寿司といった感覚でもある。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”押し寿司を作ってくれたそうですが、坂本さんにとっても懐かしい料理なのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”もちろん!少年時代におふくろが作ってくれた美味しい料理のひとつやね。祭りごとなんかの時に食べるのが多くてな。その時に食べるのが一般的やったねえ。だから押し寿司は私の原体験そのものやね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”坂本さん自身、押し寿司は何年ぶりに食べたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”そらもう、半世紀以上ぶりに食べたねえ。おふくろが作ってくれて食べていたのが最後だったからね、懐かしかったし美味しかった!” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ゼミの皆さんがライスバーガーを作ってくれたそうですが、こちらはどうでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

▲ゼミ生が考案して作った『ゆず味噌香る牟岐ライスバーガー』。連子鯛のフライやゆず味噌など、牟岐の材料がふんだんに使ってある。

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”非常に美味しかった!大根おろしに柚子味噌が入っとって、それが甘酸っぱいドレッシングとして効いとって非常に美味しかった!どういう中身やったかはちゃんと覚えていないんやけども、ご飯におごげを残して工夫して作っとったねぇ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”こちらの料理には牟岐の懐かしさは感じましたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”ライスバーガーはゼミの皆さん方の“発明料理”やから、懐かしさとかは違うんやけども、新しい牟岐の料理をクリエイトしたんちゃうかと感じましたわ!” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

▲牟岐に訪れ、牟岐を知ることで考案したライスバーガー。昨年は販売もしたようだ。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”木原ゼミに参加された感想をもう少しお聞き出来たらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”第一に感じたことは、これだけの人が牟岐の事に関心を抱いて動いているのはすごいことやな〜と思いましたわ。せやから今回だけのイベントに終わることなく、これを機に牟岐という町がどんどん外へと広まっていくことを願いますわ。例えばこれを水平展開して「大学生と一緒にこんな楽しい事をしている牟岐の町ってってどんなところなんだろう?」とかね、今回のようなイベントを機に行ってみたいって思える町として、発展していったらいいなと思うし、牟岐の賑わいとして新しいうねり作って欲しいな。ただ、そのためには並行して牟岐の町自体が受け入れ態勢をさらに整えないかんと思いますわ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

牟岐を象徴する景色は五剣山

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では先程のお話と重複するかもしれませんが、今後牟岐町がどうなっていって欲しいかなどありましたら、是非お聞かせください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”どこもそうなんやけど、姫神祭りという牟岐の一大イベントでは多くの賑わいを創出します。そういう賑わいがコンスタントに続くような事(モノ)ができんのかなと思ったりしてます。
そこで、コンスタントに賑わいを創るにはどうしたら良いのか?ということをテーマに、牟岐ふるさと会の活動の中で展開できればいいのかなと感じてます。
牟岐八幡神社の祭りにしても、関船などが出て賑わいますね、そこからもっと常時盛り上がりを見せてくれるように工夫出きないものかなっともおもったりしてます。例えば、関船を観光客の皆さんに見えやすいところに常設展示しておき、それが「秋になると動くんやで」、とじらし宣伝をしておくとか。あの祇園祭もそう、動いてない山鉾が“巡行する姿に多くの人が集まるん”だから。「世界一の関船」の真骨頂を見せてほしいものです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。因みに坂本さんが好きな牟岐ってどんなところがありますか?故郷だから好きもなにもないかもしれませんが。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”好きなところ?全部好きやけどねぇ。特に好きなのは大川橋から五剣山を見晴らす景色は最高やねぇ。あんな素晴らしい景色はないねぇ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

▲坂本さんから提供いただいた牟岐町の昔の写真。坂本さんが素晴らしいと言うのも頷ける。

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”今は潰してしまってないけれども、窓を開ければ私の昔の家からそういう景色が見えたんや。牟岐を象徴する景色やなぁ。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”子どもの時はやっぱり川で遊んだりすることが多かったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”自宅前がすぐ川やったので、夏休みには朝起きると川に行き、アユやエビ獲りに熱中しました。エビにはシラガ、小ヤデ、ヤデとあってそれぞれ5センチ、8センチ、12センチと、てんぷらにするのにちょうどいい大きさでおふくろに揚げてもらい昼食やったり、夕食のおかずにしてもらっていました。半日川にいてエビは30匹以上獲れましたね。
山、野原(田畑)にもよく遊びに行きました、小つぶの石を挟んでゴムで飛ばすパチンコがありますが、大型(長手)のパチンコを作って、鳥打ちに行ったものです。自転車のチューブを縦長に切ってその動力とし、木で作った長さ70センチくらいの銃筒の先端両側にくぎを打ち、そこに動力の加工したチューブを固定し、小粒の石を皮で挟み、引き金部分に固定しておく。引き金を引くとゴム動力の強烈な勢いで石が発射します。それを担いでよく小鳥打ちに野原を駆けまわったものです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では、最後に以前にこちらでも記事にした『灯閑』や『遊観』などを中心に、牟岐出身の若い人たちが牟岐を盛り上げようと頑張っていますが、それについて何かお言葉を頂けたらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”坂本さん” text=”それはもうビックリして、牟岐の若者も捨てたもんじゃないなと思てな。ああいう人らが狼煙を上げることで、他の若者も一緒に手伝ったりし、そのようにして一つの塊(グループ)が出来上がる。そしてまた違う場面に異なる種類のアイデアが出て一つのイベント(グループ)として世間に出る、と言う風にあちこちでイベントが発生して行く。そしてそれらが繋がって行き一つの大きなうねりを形成して新しい牟岐のコンポーネントとなって行く。そこまで行くともう行政が絡まって道先案内を司らなければならない様になりますわね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC08432-1-scaled-e1702351466221.jpg”]

文字には起こしていないがインタビュー中には多くの企画提案もしてくださり、とにかく牟岐を想ってやまないのが印象的だった坂本さん。また牟岐町独自の阿波弁はなく、京都の訛りだったのもとても印象的だった。おそらく京都に住まれている期間の方がずっと長く、必然的に京都訛りへと変わっていったのだが、故郷である牟岐への想いは反比例して余計に大きくなっているようにも感じた。コロナ禍あたりから牟岐へ帰ることが出来ていないとも仰っていた坂本さん。久しぶりに是非帰ってきていただけたらと思うと同時に、今後の牟岐ふるさと会の動きにも期待したい。

自由に表現する事を伝える場所-【遊観】下之坊竜治さん・堀江奈々子さん


今回お話をお伺いしたのは大阪生まれで大手人材派遣会社への就職を機に東京へ、そして淡路島生活を経て牟岐町に移住をした下之坊竜治さん(26歳)と、大学の休学を機に牟岐町へとUターンをした堀江奈々子さん(27歳)。お二人は牟岐町で2023年1月に『遊観(ゆうかん)』をはじめることになります。なぜなんのためにはじめたのでしょうか?その立ち上げの背景や想いについてお伺いしてきました。

場所も環境もあった牟岐町へ移住

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”先ずお二人の今に至るまでの背景をお聞きしていけたらと思います。下之坊さんは大阪生まれということですが、なぜ牟岐町に移住することにしたのでしょうか?キッカケなどをお話いただけますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”大学を卒業し、就職をした人材派遣会社のひとつのプロジェクトを担当しているなかで、20〜30人の方と関わる機会がありました。その方たちは何かしら高い目標を持って入社してくるのですが…例えば起業家や日本のリーダーとなるような人を育てていくのが、ボクが担当していたプロジェクトでもありました。そうした志の高い方々と密に関わるようになって、そこで自分も「どうなりたい」とか「どうありたい」といった事を考えるようになりました。
とても濃い時間を過ごさせてもらっているなかで、牟岐町出身でお寺の生まれの菜々子から、プロジェクトを通じて全国的にお寺が衰退しているという事を聞いたりしていました。奈々子はお寺をどうにかできないか?といった志を持ってプロジェクトに参加していたので、それで興味を持ち一度牟岐町に訪れることになりました。
そこから何回か牟岐町に来てみるうちに、ここで自分が考えていること、やりたいことを実現出来るんじゃないかなと思って。で、場所もあるし環境もあるので会社を辞めて移住をしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは牟岐町で何かをしたいから会社を辞めたというよりは…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”自分がやりたいことがあり、牟岐町に場所も環境もあったから移住をしたという感じです。会社を辞めるのは一年前から言っていたんです。ただその時に牟岐町に来る構想は全くなかったのですが、何回か来るうちに構想が出来上がっていき、辞めることも会社に伝えていたのでそのタイミングで辞めたといった流れです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”生まれが大阪なので、四国や徳島に来ることにそこまで特別感はなかったのでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”そうですね…というよりも、ボク自身場所への依存とか拘りがあまりないんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。では就職で東京に引っ越した時はそれはそれで新鮮だったと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”そうですね。でもこうして大阪、東京、淡路島、徳島と住む場所を変えてみたら、ボクは人が多いところは得意ではないのかなということに気が付きました(笑)。都会の希薄な感じよりも淡路島とか徳島の方が良いな〜なんて今は感じています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは今の『遊観』の活動は、下之坊さんのやりたいことが形になっているということでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”いえ、一概にそういうわけではなく、奈々子と価値観は多少は違えど考えていることも似ているし、共有をしてお互いがやりたいことをやれているかなと思っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

大学の休学を機にUターン

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは奈々子さんにお話を伺えたらと思いますが、奈々子さんは牟岐町生まれということで…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”そうです。このお寺出身で(牟岐町にある正観寺)、高校まで牟岐町に居ましたが、大学からは島根に行き、その後編入して、神戸、茨城の大学へ行っていました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学ではどのようなことを学んでいたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”島根の大学では国際支援に興味があり学んでいたましたが、授業はどうしても座学だったり、学ぶ授業が先進国からの視点でこれが本当のニーズなのか?と疑問を持つようになりまして、現場を知るために休学をしてスリランカに3ヶ月ほど行っていました。
そこでは国際支援の壁というか、支援する側と支援される側の関係性の違和感を感じてしまっていたんです。でも滞在時にビーチから流れてくる音楽を通すことで、支援する側と支援される側の壁がなくなる感覚をあったので、そこで音楽心理学に興味を持ちました。
その後は編入して神戸の大学で音楽心理学を学んだり、視覚の心理学にも興味を持ったので、茨城の大学では色彩心理学を学んでいました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それで大学を卒業すると。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”大学院まで行くのですが、コロナの影響があって研究がストップしてしまったんです。それで仕方なく休学して牟岐町に帰ってくることにしました。今までお寺の経営状況について深く考えたことがなかったのですが、帰ってきたことでじっくりと考える時間が出来ました。調べてみるとお寺は全国的に衰退しているということ知りました。そこで自分が何か出来ないかなと感じたので、人が集まる仕組みを自分が作れたら良いなと思ったんです。でも起業するにしてもノウハウがない。それで応募して入社したのが竜治くんが勤めていた企業で、そのプロジェクトに参加したという形です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そこで下之坊さんと出会い、意気投合したってわけですね。では今回の本題となるお二人がはじめた遊観についてお伺いできればと思いますが、遊観ではどのようなことを活動の中心に行っているのでしょうか?特に下之坊さんは最初のお話で「やりたいこと」とおっしゃっていたので、コンセプトも含め、それについてお伺い出来たらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

自由に表現出来る場所として

▲国道55号線を少し中に入ると見えてくる遊観の活動拠点で建物。

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”働いている時や日頃のニュースやYouTubeや本もそうなんですが、上辺な時が結構多いなと感じていたんです。それで回っている社会ってどこか危ないのかなと感じて。ボクはもっと想いを伝えたりとか、想いを出すこと、想像することが大事だと思っていて、そういうことが出来る場所があればなと思っていたんです。
それで牟岐町に通っている時に、この場所を使わせてもらうことになりました。なので遊観は自分の想いもそうですけど、誰かの想いや、やりたいことを自由に表現して良いんだよといったことを伝えることが出来る場所にしていけたらと考えているんです。
人によって想いは違うと思うのですが、その違いすらも楽しめるようになれば、良い社会や世界に出来るんじゃないかなと、遊観がそうなれば良いなと思って運営をしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ではその伝えるためのアクションとして、どういった動きをしているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”アクションというアクションは現状そこまで出来てはいないのですが、遊観をはじめたのが今年(2023年)の1月で、今のところ月に一回イベントを行っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”例えば過去にはどのようなイベントを行ってきたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”一番最初のイベントは、今使っている建物は元々喫茶店が入っていたそうなんですが、その時に使っていた椅子をその日の気分でペイントしてもらうというイベントでした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

▲イベントでペイントされた椅子は遊観に置いてある。参加者皆さんが自由にペイントしていた様子が想像出来ます。

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”他には神山町にあるWEEK神山という宿泊施設でワークショップを行ってきました。大きな木の板に色を塗って、燕の型を用意して好きな色を乗せて板に貼り付けるってことをやりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

▲こちらも遊観に置いてある。同じ燕の形をしながらも様々な色合いが楽しめ、人の個性を感じることが出来る。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”出張スタイルの遊観も行っているんですね。そうしたアイデアは誰が考えるのでしょうか?あれ?そもそも下之坊さんは大学が美術関係でした?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”いえ、社会福祉学です(笑)。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では芸術に興味があるというか理解があるというか。生まれつきそうしたモノがお好きということでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”そうですね。本はよく読んだりとか。岡本太郎の本は好きでよく読んでいます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”椅子に色を塗るのは感情を色に乗せることと言えるので、色彩心理として捉えることが出来きます。なので心理学を学んだから生まれたアイデアでもありますし、燕のペイントもまさに色彩心理なので同じことが言えるのかなと思っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうした活動のなかで新しい発見のようなものはあったりするのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”新たな発見というよりは、改めて感じたこととしてはやっぱり人はそれぞれで良いんだなと思いましたし、人と違うことで衝突とかをするのではなく、その違いさえも楽しめることが出来たら、社会はきっと良くなるよねということを、神山でワークショップをおこなった時には強く感じました。その時縁側で作業をしていたのですが、うーん…なんだろう…とても良い空気で良い会話があって、そうそうこれだよね!みたいな…うまく言葉には表現ができませんが…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”良い場が出来上がるような感覚でしょうか。そのうまく言葉に出来ない気持ちは非常によくわかります(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

▲写真を撮りに訪れた11月には『青写真ワークショップ』を開催。写真の現像と同じロジックで、紫外線による表現が楽しめるというモノ。

いつでも来てくださいというスタイル

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ただ、そうした活動はなかなか経済活動には繋がりにくい…要はビジネスとしては難しいと思うのですが、そのあたりはどのようにクリアしているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”一般社団法人として遊観は運営をしていますので、営利を目的には活動はしておらず、二人ともお寺で働いています。午前中はお寺で働き、午後は遊観の活動の時間に充てたりしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”因みに遊観はイベント時に限定してオープンしているといったわけではなく、いつでもお話ができるような「自由に来てください」というスタイルということですが、これ書いても大丈夫ですか?自由に来てOKと書くと困ることもあるかもしれないなと思うのですが(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”大丈夫です(笑)。午前中はお寺で働いているので、午後ならいつでも大丈夫ですが、ウェブサイトのカレンダーに予定を入れているので、それを見てご連絡いただけたらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

遊観ウェブサイト

▲元々喫茶店だった二階。ここで本を読んだり、下之坊さんとお話したり。そんな時間を過ごすことができるのが遊観。

帰ってきて考える余裕が出来た

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”最後に遊観の活動を通じて今後ご自身がどうなっていきたいか、もしくは牟岐町がどうなっていってほしいか、むしろお二人の考えていることだと牟岐町に限らず世の中がどうなっていってほしいかなどあるかと思いますが、是非お聞かせください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”遊観をはじめたことで改めてやっぱり自分の想いを知ることとか、自分を蔑ろにせず生きることは大事だなと思っています。自分を知るには誰かと比較しなければ分からないので、相手が居ることに感謝をしなければいけないし、その違いを楽しむところまでいけたら良い社会になっていくだろうなと感じています。また遊観の活動のなかで気づいたことを個人的な活動として教育の分野で表現していけたらとも考えています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”遊観とは別で個人的にですか。それは牟岐町で行っていくと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”そうですね。オンラインでも可能ではあるので、今少しづつ広げているところです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは牟岐町に住んで一年半ほどですがいかがですか?移住生活は。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”下之坊さん” text=”空が広くてすごく綺麗だなと感じています。空や木や土にはレイヤーがあるらしく、土のレイヤーが綺麗だと空のレイヤーも対称になるみたいで。そうした場所で過ごす人たちにも影響すると思うので、そんな気持ちでいつも過ごしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07581-scaled-1-e1701762557174.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”奈々子さんはいかがでしょうか?大学生活を経てUターンで帰ってきてみて。帰ってきたからこそ見えることってあると思いますが。特に外国に一度行ってみるとそれがダイレクトに感じるというか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”奈々子さん” text=”当初、お試しでUターンしてみたみたいなところがあったんですけど、ここに居るのが一番良いのかもなーなんて思うのが、時間や人がとてもゆっくりなことです。だから考える余裕があるというか。どこかの企業に入ったらなにかに追われて急がなければいけないので、それが私には合わなかったなと。牟岐に帰ってきてからは深く考える余裕が出来たので、そんな場所なのかなと。実家というのもあるのかもしれませんが。
遊観に来てくれる方も「時間がゆっくりやね」「時間を忘れちゃうね」と言ってくれたりすることが多いですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/12/DSC07620-scaled-1-e1701762627476.jpg”]

 

インタビュー中に「エネルギーを使い過ぎている気がするからもっとエコロジーに活動を」ともお話をしてくれた下之坊さん。確かに今日本の人々は目まぐるしく過剰な情報と飽食の時代を生きていると筆者も強く感じている。そうしたなかで可能な限りエネルギーをフラットに近づけ、幸せに生きることを追求し、その道を伝えていくのが遊観の目指しているところかもしれないなと、今回インタビューをして感じた。

そして、この遊観の活動は、例えば『メタバース』や『オーガニックフード』などの分かりやすい言葉が用意されているわけではなく、『自由』や『想い』などと、どこかフワッとした言葉であったり、『想い』とは時には『重い』に変わってしまうものだ。しかし筆者がインタビューを通じて感じた遊観の活動を一言で表すなら『寺子屋』がしっくりくるように思う。寺子屋とはお寺をルーツに江戸時代にあった教育を学ぶ学校のような施設だが、遊観は正観寺というお寺をルーツとしているわけだし、もしかしたらコレが現代版の寺子屋なのではないかと感じた。こうした過剰な時代だからこそ本当に大切なモノ、大切な時間、そして幸せに生きることとは何かを発見出来る場所なのではないだろうかとも、同時に感じた。

遊観はいつでも自由に来てくださいというスタイルなので、ウェブサイトをチェックして気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。きっと新しい発見があるはずだ。

 

今回の牟岐人

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想い出せる場、遊観

下之坊竜治さん・堀江奈々子さん

遊観ウェブサイト

人が集まる風景に魅力を感じて – 【灯閑(とうかん)】花野修平さん・田中美有さん


今回お話をお伺いしたのは牟岐町出身で、偶然にも誕生日が同じという同級生であり幼なじみである、花野修平さんと田中美有(みゆ)さん(27歳・2023年取材当時)。不定期開催のコーヒースタンド『灯閑(とうかん)』を2023年1月から始めることになりました。なぜ牟岐町でコーヒースタンドを始めることにしたのでしょうか?

牟岐町から就職を機に大阪・東京へ

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”先ず、お二人の現在に至るまでの経緯を教えていただけたらと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”牟岐町生まれで高校までは徳島県にいましたが、高校を卒業してからは山口県の大学へ行きました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学ではどのようなことを学んでいたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”建築の学科に入って建築を学び、今は大阪の設計事務所に就職をしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”建築と言っても様々なタイプの建築があると思いますが、今お勤めの設計事務所ではどのような建築を扱っているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”公共建築が多いです。例えば役場とか図書館とか。就職して今年で3年目になりますが、今は約600㎡ほどの消防署を担当しています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”私は高校までは県南にいて、高校卒業後は徳島の大学に行くために徳島市で一人暮らしをしていました。休学して岩手県に行っていた時期もありましたが、卒業して就職で東京に行きました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”東京ではどのような会社に就職をされたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”新卒で入社したのは不動産情報サービスをメインにしている事業会社です。入社当時はメイン事業に配属され、住まいに関わる仕事をしていました。併せて新規事業として、『伝統工芸のサブスク』の社内プレゼンが通り、2年目からは専任でそのプロジェクトを担当していました。最終的に『伝統工芸のサブスク』は失敗して事業を閉じることになりましたが…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”『伝統工芸のサブスク』も深掘ってお聞きしたいところですが、話が大きくそれてしまいそうなので軽くお聞きします。失敗というのは黒字に出来なかったということでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”そうです。サブスクサービスを立ち上げてから一年半で完全にたたむことになり、しばらくしてその会社を辞め、今はPRと編集をしている会社に就職をして、プランナーとして活動をしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”プランナーとは広告のプランナーってことでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”広告というよりは、PRから考えられるコミュニケーション戦略の部分を担っています。よくご依頼があるのはリブランディングです。前の会社と業種こそ全く違いますが、『伝統工芸のサブスク』の時にも感じていた「知ってほしいけど知られていない」ことだったりとか、それらを広げていくための認知の方法を知りたかったので、今の会社に就職をしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ということは活動の中心は今も東京ということでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”はい。リモートワークが主なので徳島にもよく帰ってきています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

人が集まる空間に魅力を感じてコーヒースタンドに行き着く

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大阪と東京、それぞれの想いを持ち、そして就職をして活動をしているわけですが、お二人は故郷である牟岐町で『灯閑』をはじめることになります。はじめることになった経緯を教えていただけますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”先ず根底として、この町がめっちゃ好きというのがありまして、何か恩返しがしたいと思ったんです。学生の時には『ひとつむぎ』として牟岐町に自然と関われることがありましたが、ひとつむぎを離れた後でも自分で何かをしたいなと思っていました。

でも何をしたら良いだろう?どうするのが良いだろう?と考えていた時に、大阪でコーヒー屋を角地にオープンする広告を見たんです。その時に「あ、難しいこと考えずにこれでいいかも」とスッと入ってきたんです。

で、それとは別の話で駅前交差点が良いというは強く思っていたんです。大学で土地活用の研究を進める中で、まちには活気を与える「まちのツボ」となる土地があると考えていて、牟岐町ではそれがこの交差点だなと思って、美有に声を掛けたんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

NPO法人ひとつむぎウェブサイト

NPO法人ひとつむぎ
徳島県南部にある牟岐町を拠点に、教育やまちづくりの支援を通じた地方創生を目指して活動するNPO法人。

▲花野さんが牟岐町でやるなら絶対にここ!と感じた、牟岐駅にも通じる交差点。『灯閑』という名前も廃業してしまった『東観サービス』の建物をお借りしていることもあり、そこから敬意を込めて付けられている。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”先ず、牟岐町で何かしたいと手を上げたのは花野さんだったってわけですね。それでコーヒー屋さんとして準備を進めていくのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”まず建築を学ぶ中で、かっこいい空間というより、人が集まる風景に魅力を感じているので、人が集まることで活気を与えられたらなと感じていました。そこで、美有はコーヒー豆を焙煎出来る知識と技術を持っていたので、今のコーヒースタンドという形になっていきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”当初から「コーヒーかも」みたいな感じで話は進んでいきつつ、「こういう可能性もあるよね」「こういう風景作りたいよね」などとシーンをベースにアイデアを出し合っていましたが、「ちょっとやってみようよ」と言って出来たのがコーヒーだったんです。1月の帰省するタイミングで準備が出来たのも大きかったです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

▲二人が店先に立って対応してくれるスタイルなので、何かとコミュニケーションを取りやすい。時期によってはコーヒーに限らず牟岐町産の『実生ゆず』を使った『ホットゆずジンジャー』も販売している。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今年に始めて今回で6回目とは、物理的な問題があると思いますがかなりハイペースにオープンしているんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”本当は月に一回オープンする予定でしたが結果的に二カ月に一回ぐらいに落ち着いています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そもそも田中さんは焙煎の知識や技術はどのようにして得たのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”岩手県に居た時に焙煎の修行をさせてもらっていました。その時に焙煎の工法とか豆の種類とかをある程度理解したので、自分で味の構成が出来るようになりました。
それで、大学を卒業と同時ぐらいに屋号を取得してライフワークとして始めました。本当は『出羽島アート展』の会期中に出店する予定でしたがコロナ禍だったので中止になったりして。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

▲10/15に行われたこの日の豆は、田中さんが旧牟岐小学校にあるイチョウと、秋をイメージして焙煎してブレンドしたコーヒーを提供。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”豆の焙煎はどのようにして行っているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”焙煎屋さんがサンプルを作る時に使う小型の焙煎機を使って手動で焙煎しています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そもそもコーヒーを飲むのがお好きで焙煎などを始めていったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”コーヒーは好きですね。でも10代の頃は全然好きではなかったんですが、アルバイトでスターバックスで働くようになってからコーヒーを飲み始めて。そこでコーヒーのこだわりだとかコンセプトを知るようになって。「ああ、コーヒーで味わいって表現出来るんだな〜、こういう伝え方が出来るんだな〜」と思って、どんどん興味を持っていきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”田中さんのコーヒーのはじまりはスターバックスだったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

最終的には町の人と外の人が交流出来る場として

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今まで6回開催してみて手応えなどを感じることがあると思いますが、いかがでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”一回目の時に50人ほどの方が来てくれるかな〜と想定をしていましたが、まわりの方からは100人ぐらいは来るんじゃない?と言われ用意をしていましたが、蓋を開けてみれば結局160人近くの方にお越しいただきました。

当初はお店を構えて常に運転していくことも想定していましたが、牟岐町のような規模の町だとイベントとして行っていった方が、皆さんが集まる場として成立しやすいと感じているので、今後も月一回を目標にして行っていければと考えています。

今は町の人に認められ、応援してもらえるような場作りを目指している段階というのと、今後は町の外からも人を呼び込めるような場を作っていけたらと思っています。

そして最終的には町の人と外の人が交流出来るような場として、段階を踏んで作っていければなと考えています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

▲2023年の1月3日の第一回目の時には多くの方で賑わう風景が。当初からお二人が描いていた風景とは、正にこうした風景だったのに違いありません。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”「町の人に認めてもらう」段階であれば、既に認められているような気もしますし、お声も届いているはずですがいかがでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”ありがたいことに「今度いつやるん?」「コーヒー美味しかった」などと母づてに聞いたりしています。あとは目の前で起きていたことなんですけど、「もしかして〇〇さん?」などといった会話が繰り広げられいて。
ボクは最初、人と人を繋げることがこの場で出来たらと考えていたんですが、場を用意するだけで良くて、その必要はなかったんだなと感じました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それでは手応えを感じることが出来たんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”一回目の時に手応えは感じました。今後は継続していくことが一番大事と感じていますので、継続して行っていきたいと考えています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”良く分かります。継続していくことが何より大変ですよね。継続していくことに壁などは無いのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”先ず、生業にはしていないので気が楽なところもありますし、なによりこうしてやっていることが楽しいので、継続していくことの難しさは感じていません。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”継続という意味だと、ここのオーナーさんがこの場所を貸してくれたり、ポルトの駐車場も貸してくれて、町を盛り上げるためにという部分でも共感もしてくれているから私たちはこうして出来ているし、今後も継続していける要因ではあります。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

▲建物の奥には素敵な和室も用意されているので、仲間で集まってゆっくりとお話することも。

先ずは町の人が楽しめる場作りを

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”最後にこのプロジェクトを通じて、牟岐町がどうなっていったら良いか?どうなって行ってほしいかなどがありましたらぜひお聞かせください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”花野さん” text=”町の人口を増やすことはとても大事なことだと思うんですが、既に住んでいる町の人たちが楽しめることが先ずは大切かなと感じています。

牟岐町は人口は少ないけど、会う人は実は結構決まっていて。でも知り合いはたくさん居る。そうした普段なかなか話をしない、することのない知り合いに会って久しぶりに話をするだけで、幸せとか楽しいって思えるのかなと感じていて。

1月3日の時に来てくれた同級生が「地元に帰ってきて懐かしい人に会えるならまた帰ってきたいと思う」と、このプロジェクトをやって良かったと思える一言をくれたりして。なのでこの場を通じてそうした機会をもっと増やして行けたらなと考えています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04523-scaled-e1699333474392.jpg”]

[code_balloon position=”right” name=”田中さん” text=”私も言おうとしていたエピソードが全く同じで(笑)。私の友人たちがイベントの際に集まっていて、「これだけ知っている人が帰ってきてるんだったら、牟岐に帰ってきても良いな」なんて話をしていたのが印象に残っていて。なので牟岐町が故郷でない人でも「これがあるんだったら牟岐に行ってみようか」というキッカケになってくれたら良いなって思いますし、プロジェクトを通じて「牟岐って良いじゃん!」って思ってもらえるようになると、私ももっと楽しくなると思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC04453_1.jpg”]

高校卒業を機に故郷を離れ、都会に出た20代の若い二人が「牟岐町のために何か出来ないか?」と考えた末にたどり着いたコーヒースタンド。それはあくまでも場づくりのためであり、人と人を繋げる場所になれば良いとの想いでお二人は活動をしています。こうした活動は時間は思った以上に必要になるものですし、なにより行動するための勇気も必要です。なかなか簡単に出来るものではありませんが、お二人の故郷への想いはそれ以上に強いのだとと今回インタビューをさせていただき感じました。

次回の開催は牟岐町の成人の日に合わせた2024年1月3日の開催を予定しています。彼らの活動の応援を含め、ふらっとコーヒーを飲みに足を運んでみてはいかがでしょうか?もしかしたら懐かしい顔に出会えるかもしれません。

 

今回の牟岐人

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灯閑 – toukan

花野修平さん・田中美有さん

灯閑 – toukan ウェブサイト
灯閑 – toukan instagram

釣りが出来る環境を求めて – 牟岐町地域おこし協力隊 石橋山河さん

石橋山河さん(いしばしさんが)26歳(インタビュー時)。兵庫県生まれだが幼少の頃に育った環境は神奈川県。高校2年生の時には東京都に引っ越すことになったが、神奈川県にほど近い多摩市。電車の駅では2駅分。ということで生活環境は全く変わらなかったという都会育ちの石橋さん。

石橋さんが都会を離れ、徳島県の田舎町牟岐町の地域おこし協力隊として赴任をして約2年が経った。これまでの経歴から現在に至るまでの活動、そして今後の展望についてお聞きしてみました。

テニス漬けの学生時代から社会人へ

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”先ず、石橋さんは幼少や学生の頃はどのような生活を送っていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

▲ 漁協組合のある、牟岐町漁港でインタビュー。

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”学生時代はとにかくテニス漬けの毎日でした。高校はテニスの強豪校でしたので、学校に行くために実家から2時間半ほどかけて通っていました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”かなり熱心にやられていたんですね。プロテニスプレイヤーを目指していたとか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”幼稚園の頃からテニスはやっていたんですけど、ある時に「プロは無理だな…」って感じるようになって…大学までテニスは続けてはいたんですけど。燃え尽きたって感じです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”小さい頃から練習して大会に出て結果を残して積み重ねていった学生生活だったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”そうですね…結果としては高校の頃が一番良かったですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学ではどんなコトを学んでいたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”体育学部というところで4年間スポーツについて学んでいまして、体育の教員免許も取ったんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”スポーツの事を学ぶというのは具体的にはどんな事を学ぶのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”教育に関してだったり、運動学だったり。ほぼ体育教師としてのカリキュラムが多かったですね。例えばハードルの授業をするにはどうしたら良いか…とか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学を卒業した後、教員になられるのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”いえ…今のところ教員免許を活かすことなく、大学卒業後は広告代理店に就職しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”広告代理店とは、またスポーツと分野が随分離れていると感じますが、広告代理店に就職したのにはなにか理由があるのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”実際どうか分からないですが、教員として働き出すと自分の時間が取れなさそうだな…といった印象があったのと、ずっと田舎に住みたいというのが夢としてあって。
テレビの『鉄腕ダッシュ』がすごい好きで憧れていたので…でも一方で社会人も経験したいということもあって。就職するなら何が自分に良さそうかなと思った時に、自分が好きなことをSNSで発信することが好きだったんです。
例えばボクはミュージシャンの『バンプ・オブ・チキン』がすごく好きなんですけど、まわりの友人たちには好きな人がいなくて…それをSNSなんかを使って広告的に伝えていくことに面白さを感じていました。なのでWEBマーケティングなどについてより学びたかったので広告代理店を選びました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

掛けた大物をキッカケに釣りにハマる

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”釣りが好きとお聞きしていますが、テニスにWEBマーケティングと、今のところ釣りとの繋がりはあまり見えてきません(笑)。釣りとはどのようにして出会うのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”もともと父親に小さい頃にキャンプとか釣りに連れて行ってもらっていたこともあり、自然環境に身を置くことが好きだったんですけど、大学を卒業してから大学の時のテニス部の同期たちと船に乗って沖堤(沖にある独立した堤防)に行ったんです。ルアーやロッドを買い揃えて。
その時に体験したことの無いような大物の魚がかかったんですけど、ラインが切れてしまって結局姿を見ることも出来ずに終わってしまったんです。
それが悔しかったのが釣りを本格的に始めるキッカケになりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お父さんに連れて行ってもらっていた時の子どもの頃はどんな釣りをしていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”オイカワとかカワムツとか。簡単な餌釣りです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では、ルアー釣りは沖堤に行った時がはじめてだったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”そうですね。まさかルアーで魚が釣れると思っていなくて。やってみたら本当に魚がかかったから感動しました。それから東京の湾奥シーバスという釣りをはじめてどんどん釣りにのめり込んでいきました。なので就職してからも釣りがしやすい環境作りのために、わざわざ荒川の近くに一人暮らしをしていました(笑)。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

▲ 牟岐に来てからもとにかく釣り三昧の毎日を送っている石橋さんは、個人的な活動としてYouTubeチャンネル『チャンネルさんくん』も運営している。

田舎に住むことが夢で地域おこし協力隊を選択

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”会社員を辞めて地域おこし協力隊として牟岐町へ移住をされた訳ですが、それにはどういった理由があったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”先ず、最初にも少しお話しましたが『鉄腕ダッシュ』やYouTubeチャンネル『くーねる』に憧れていて、自然が豊かな田舎にいつか住むというのがボクの夢だったんです。
一年半ほど広告代理店に勤めていましたが、そもそも地域おこし協力隊という制度は就職活動の時に知っていたんです。で、いつかこの制度を利用して田舎に移住が出来たらと考えていました。
それで、山口県とか和歌山県とか長崎県とか、釣りが出来そうな地域での募集を探していたんです。でも募集内容にピンと来なくて…そこで牟岐町で募集をしていた情報発信と動画編集という募集内容がすごく引っかかったんです。
広告代理店では自分の興味の無いことも商材として扱っていましたが、田舎の良いところだったり、自分が好きな自然や釣りの情報発信が出来るのは面白そうだなと思ったのと、動画編集も趣味でやっていて好きだったので。迷わず応募しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”募集内容がピッタリハマったわけですね。それまでに牟岐町に来たことはあったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”全く来たことがなかったですし、そもそも知りませんでした。採用までの流れもコロナ禍ということもあり面接はオンラインだったことや、まだ移動に制限があったことも理由としてありますが、2021年11月1日から勤務のその10日前に初めて来ました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”すごいですね(笑)。はじめて来てみた牟岐町の印象はどうでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”一番最初に感じたことは空が広いな〜と思いました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

▲ 牟岐町漁港からの眺め。景観を遮るものはなく、空は限りなく広い。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”東京と比べると随分と広いですからね。そういった印象を持つ方って実は結構多んですよね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”徳島駅から汽車で向かっていく際に、どんどん田舎になって行くな〜って。すごい開放的だな〜って思いました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうした瞬間ってワクワクしますよね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”勤務日初日は担当の方に牟岐町を案内してもらったのですが、「どこでも釣りが出来るじゃん!」ってワクワクしました。あとウミガメが出迎えてくれました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”へ〜。それは結構珍しい体験ですね。ウミガメからしたら「ようこそ牟岐町へ」って感じでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”勤務終わりの初日に釣りもしたんです。そしたら一投目からシオ(カンパチの幼魚)が釣れたんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”おお!完全にウェルカムですね(笑)釣りのあるあるですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”牟岐町に移住する前にはネットで情報を色々見ていたんですが、来てみたら見ていた情報よりも断然良くて感動しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”その『良かった』ことって具体的に言うとどんな表現が出来ますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”う~ん…言葉にするには難しいのですが、静かだな〜というのとなんだろうな〜。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”その言葉にできない良さはすごく良くわかります。多分牟岐町の持つ雰囲気と石橋さんの相性が良く、ピッタリハマったんでしょうね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”そうだと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

主な活動は情報発信

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”地域おこし協力隊としてはどのような活動をされているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”『一般社団法人四国の右下観光局』という団体に所属していまして、その中で情報発信を担当しています。四国の右下なので牟岐町に限らず県南の情報発信になります。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

一般社団法人四国の右下観光局ウェブサイト

一般社団法人四国の右下観光局
徳島県南部エリア(1市4町:阿南市・那賀町・美波町・牟岐町・海陽町)の観光地としての産業を目的に活動している一般社団法人

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”情報発信といっても色々と方法があると思いますが、例えば具体的にはどんなことでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”四国の右下で行われるツアーの動画や写真を撮り、それをYouTubeチャンネル『みぎあげTV』や各SNSに配信しているのが主となります。なので仕事内容は取材があれば現地に行き、撮った素材を持ち帰り、デスクワークで編集というルーティンが多いです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]


▲ 牟岐町の『むぎ青空プロジェクト』でシャワークライミングした時。情報発信は牟岐町に限らず、阿南市でトレーラーハウスでゲストハウスを営んでいる方や、サーフィン連盟の方にサーフィンを教えてもらったりと、取材先の色んな方と関わり、知り合えることがこの仕事の面白いという。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”地域おこし協力隊として活動して約2年経つわけですが、今後はどのような事を考えているのでしょうか?(地域おこし協力隊は3年が満期)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”先ず、任期が終えても牟岐には居たいなと思っていますし、東京に戻る気は全くありません。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなると仕事をどうするか?という田舎で暮らすための大きな壁があります。そのあたりは既に考えていること、もしくは準備されていることなどがあるのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”考えていることはもちろんあるのですが、実はそこはまだ決めきれていなくて…今後の大きな課題です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今後も牟岐に居たいということは、この数年の活動ですっかり牟岐町への愛着が湧いたということだと汲み取れますが、最後に今後牟岐町がこうなったら良い、もしくはこうなって欲しいなどの想いがありましたらお聞かせください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”石橋さん” text=”う~ん…言葉にするのがすごく難しいのですが、この自然環境だとかがずっとこのままでいてくれたうれしいなって思うのと、情報発信をキッカケに若い人たちが増えてくれたらうれしいなと思っています。
あと東京に久しぶりに帰った時に地下鉄なんかで疲れた顔の人を見る度に「田舎でのこんな生活もあるんだよ」って思うし、そうした疲れてしまった人たちにこそ、人生の選択肢として田舎に住むという情報が役に立ったら良いなと思っています。その選択肢として徳島県南での生活を選ぶキッカケになればと思って情報発信をしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/10/DSC04008-scaled-e1697585857950.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”都会で疲れている人に届けたいと思い、公私ともに活動されているってことですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

インタビュー中に「この町に来て困ったことは一度もない」と、何度もお話をしてくれた石橋さん。まだ20代で一度も来たことのない町に来て「困ったことがない」ことは普通に考えればあり得ないコトだが、プロテニスプレイヤーを目指していたことが強く影響しているのか?心身ともに折れない強さを持ち合わせていることを強く感じたインタビューだった。地域おこし協力隊としての残りの任期、そしてその後の活動に期待したいと思います!

今回の牟岐人

 

自然より牟岐町の人柄が好き – めし処「ねんねこ」オーナー 中谷篤弘さん


「うちの町には居酒屋が数件しかなくて、夜になると寂しくなるんだよ…」なんて話は田舎町だと決して珍しくありませんが、それは牟岐町も例外ではありません。現在牟岐町に居酒屋は数件。夜にもなると非常に静かな町になります。静かな町であることも田舎町のひとつの価値だと感じますが、やはりどこか寂しさを感じずにはいられません。

今回の牟岐人は、2022年の7月にめし処「ねんねこ」を牟岐町でオープンさせたオーナーの中谷篤弘さん。家族で牟岐町へ移住をしてきて、どのような経緯で居酒屋を開業させることになったのか?などのお話をお聞きしてきました。

コロナ禍で移住が前倒しに

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”中谷さんのご出身はどちらでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”出身は徳島市です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”いつ頃牟岐町に移住してこられたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”え〜っと…移住してきたのは2年前ぐらいですね。(2023年2月現在)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”移住してきたのには何か理由があったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”妻が牟岐町出身でして。もともと徳島市で結婚して5年ぐらい住んでいたんですけど、コロナ禍になったことで徳島市で経営していた店舗の売上が下がってしまったんです。そのタイミングで店舗は閉めて…で、もともと田舎に住みたいって希望もありましたし、妻の故郷である牟岐町に帰った時にお父さんお母さんや町民の方とお話をして楽しかったんです。それでいつか牟岐町に移住したいな〜なんてことを考えていたので、移住してきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お店は思い切って閉めてきたんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”そうですね。3店舗あったんですけど1店舗だけは店長が引き継いでオーナーをやっていて、それ以外はすべて閉めてきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それらのお店はすべて居酒屋だったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”居酒屋とバーですね。ボクは料理人よりもバーテンダーの経験のほうが長くて。バーテンダー7年で料理人が6年で19歳の時からやっています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”町民の方と話をしたとのお話がありましたが、そのきっかけはなんだったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”「英(はなぶさ)」という居酒屋があって。妻がそこに来る方たちとお知り合いで、移住する前からお邪魔していたんです。その席で「こっちに移住して居酒屋をやろうと思っているんです〜」なんて話をしたら「是非やってくれ〜」とか「これからどんどん閉まってくだろうけん、やってくれたらうれしいわ〜」なんて言われまして。これはちょうど良いなと思って移住してきてお店をはじめてみたんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なかなか思い切った判断のようにも感じますが、コロナ禍の前からそうしたことは構想していたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”そうですね。ゆくゆくは田舎に自宅兼店舗を建てたいというのはあって。子育てをしながら仕事もできる環境を40歳ぐらいで持てたら良いなと考えてはいたんですけど、ちょうど良い物件が見つかってかなり前倒しになった形ですね。(取材時中谷さんは32歳)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

▲2年ぐらい空き家になっていた建物を購入し、自宅兼店舗に改装していったそう。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”2022年7月にオープンをされて約半年が経ちましたが、以前とは全く違う環境で居酒屋をはじめてみた感じはいかがでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”いや〜皆さん本当にいい人ですね(しみじみ)。徳島市の時は朝の5時6時までやっている居酒屋だったので、夜中にくるお客さんも酔っ払いだったりとかして結構困るシチュエーションも多かったんですが、牟岐町ではじめてからはそれが一切ないので。酔っ払っていても人柄が良いというか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”以前のお店はなかなか強烈そうですね(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”そうですね(笑)警察沙汰になって殴られたこともありましたね(汗)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”一方でそうした人を相手にするお仕事がお好きでもあるんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”本当はお昼のお店でも良いんですけど、バーテンダーとしての経験が長く、得意だったりもするので。であればやっぱり夜がメインになりますね。ぼちぼちランチもしようかなと考えています。(現在の営業時間は17:00〜22:00)4月5月ぐらいにはじめられたらなと思っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ランチはどんなメニューを考えているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”ラーメンと丼ですね。ラーメンは今でも夜限定で出していて、ラーメンだけ食べに来る方もいらっしゃって結構人気なので、昼も出そうかなーと考えています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

▲春にランチをはじめるためにメニューを考え、色々と準備をしているそう。

自然環境より人柄に惹かれて

[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”ただ、子どもが3人いるのでランチにどれだけ時間が使えるかが心配ですね。子どもが風邪とかひいたら開けれない日なんかも出てくるとは思いますが、このへんは仕方ないかなと思って割り切ってやろうと考えています。田舎町なら開いてなくても仕方ないなと分かってくれることもあると思いますし。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お子さんが3人もいらっしゃるんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”6歳4歳2歳なので、下の子が生まれてすぐぐらいの時に移住してきましたね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”上の子は今年の4月から小学生ですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”そうです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”これからのお子さんの環境のことを考えての移住でもあったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”自然が近い環境に身をおけるのはありがたかったり、最近の子は結構ゲームで遊んでいることも多いので、不憫を感じさせてはいないかなとは思います。ただ、子どもの数が徳島市と比べて少ないのは可愛そうかなとは思っていますね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”中谷さん自身は自然がお好きで田舎に移住したいという想いがあったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”いや…ボクはもうインドア派なので全然です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”サーフィンとかもしたことはあるんですけど、運動神経が良くないので。海とか山とかもあんまり行かないですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では牟岐町に惹かれた理由は自然環境ってわけではなく?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”人柄ですね。落ち着いていてゆったりとした人たちばかりなので、自分に向いているなと感じたんです。徳島市に住んでいる時は喧騒がしんどかったりもしたのでそれも含めてですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”確かに牟岐町は徳島県中心地と比べると、断然ゆったりとした人が多いと感じます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”妻のご両親に子どもの世話をしてもらったりもしているので、そうした意味でも色々と助かっていますね。泊まりにいったりもしているので、そんな時はボクが食材だけを持っていき料理を作って、お酒を頂いてなんてこともあります。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐町に移住される方の多くは自然環境を求めてこられる方が多い印象がありますが、中谷さんの場合は完全に人だったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”ボクの場合は人でしたね。もちろん子どものことを考えると自然環境が近くにあることは良いことなので、将来的には釣りとかを子どもに教えることができたら良いなと考えています。市内に住んでいたら絶対にやらないことができる環境が近くにあることはありがたいですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”移住されてから外でのアクティビティは何かされましたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”妻の親戚の子どもと一緒に行くからと、誘われて行ったりしましたね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”どんな場所に行かれたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”川とか海ですね。ボクは座って見ているだけでしたけど(笑)” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では牟岐町に来てからは、休みの日はそうした過ごし方をしていることが多いのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”今だとランチの準備をしているので結構忙しくしていますね。自営業なので休みの日でもどうしてもお店の事を考えてしまいますね。だから休みらしい休みはあまりないかもしれないです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”奥さんも牟岐町でお仕事をされているのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”海部郡で看護師をしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それも移住のしやすさに繋がったところがありそうですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”そうですね。仮にお店の売上が全然ダメだったとしても子どもがご飯を食べれないことはないですし、土地を買っているため家賃がかからないので。それだったら田舎でも生活していけるなって感じたのも移住する理由としては大きかったですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”いきあたりばったりではなく、しっかりと計画を立てて動かれている感じがありますね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”割と計画的に動くタイプではありますね(笑)いきあたりばったりは結構苦手です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”最後に、自宅兼お店を構えたこともありますので、今後は牟岐町で暮らしていくことになりますが、こんな暮らしをしていきたい!や、牟岐町の好きなところなどありましたら是非お聞かせください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”中谷さん” text=”好きなところでいうとさっきも言いましたが僕が牟岐町の好きなところは人柄ですね。自然も近くにあるし良い環境だとも思います。暮らしでいうと産業祭などのイベントがあったりするので、そうした際には積極的に参加していきたいってのはありますね。牟岐町は過疎化してきてしまっているので、逆に盛り上げやすいかもしれないと思ったんです。お店を構えたのもそれで、自分が来たことで少しでも町を盛り上げることができないかと思っているところがあります。やっぱりこのままどんどん過疎化が進んでいくのは嫌なので自分が来たことでなにか盛り上げることができないかと思っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09940_1-1-scaled-e1678493757306.jpg”]

 

今回の牟岐人

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めし処ねんねこ オーナー

中谷篤弘さん

めし処ねんねこFacebookページ

「また牟岐に帰りたいな」 / NPO法人ひとつむぎ – 越智日和さん

今回の牟岐人は、鳴門市生まれ鳴門市在住の越智日和(おち ひより)さん。四国大学に通いながらNPO法人ひとつむぎに参加し、牟岐町の教育分野で約4年間活動をしてくれました。越智さんはすでに大学4年生。春にはめでたく卒業を控えていますし、すでに東京での就職も決まっており春から社会人です。そんな越智さんに4年間牟岐町と関わってくれた「牟岐人」としてインタビューをさせていただきました。

キッカケは同級生のお誘い

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”越智さんが牟岐町に来るキッカケってなんだったのでしょうか?牟岐町には大学生を中心に教育やまちづくりに携わる団体「NPO法人ひとつむぎ(以下ひとつむぎ)」がありますが、ひとつむぎの存在がキッカケだったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうです。大学生になってからNPO法人ひとつむぎに所属したのですが、以前MUGIZINEで取材していた川邊笑が高校生の同級生だったんです。彼女に高校一年生の時に「牟岐に遊びにこない?」って誘われていったのが、牟岐と関わりを持つことになった一番最初のキッカケで。
それで、行った時に当時のひとつむぎの大学生が進路相談会を開いていたんです。進路の相談をしたりとか、色んなお話を聞いたのがひとつむぎとの最初の関わりでした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

大学を休学して、地元で子どもたちの居場所作りを – “ゆあぷれ””われもこう” 川邊笑さん

 

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では、その時の体験に何か感じるモノがあったことで、自分も大学生になったらひとつむぎに入ろうと考えていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”いや…(笑)当時はそんなことまで思ってもいなくて…というのも私はずっと県外の大学に行きたいと考えていたんです。でも事情があって徳島の大学に行くことになった時に、ひとつむぎで一緒に頑張らないか?と声をかけてもらって入ることにしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”鳴門市からだと牟岐町は物理的な距離もあるし、大学生にはなかなか大変な活動になると思うのですが、なぜひとつむぎに入ろうと決めたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”当時のひとつむぎの大学生にお話を伺った時に、視野が広かったりとか、物事の捉え方が違っていて…論理的な思考だったり俯瞰して物事を見る力だったり、それを伝える力に素直に憧れたというのと、もともと教育に興味があっので、自分になにかできることがあったら嬉しいなと感じたからです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。高校一年の時の最初のキッカケから牟岐には頻繁には訪れていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”はい。何かイベントがある時にはお誘いを頂いていたので友達と参加していました。同級生も何人かいて、そうした人たちと一緒に参加していました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それで大学も四国大学へと決まったことで、ひとつむぎに入ろうと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”はい。大学生になってからすぐに入りました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

NPO法人ひとつむぎウェブサイト

NPO法人ひとつむぎ
徳島県南部にある牟岐町を拠点に、教育やまちづくりの支援を通じた地方創生を目指して活動するNPO法人。

シラタマ活動のプロジェクトリーダーとして

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”活動をはじめて3年以上経つと思いますが、入ってからはどのような活動をしていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”主に「シラタマ活動」というプロジェクトを中心に動いていました。シラタマ活動は、牟岐町の中学生を集めて地域の方と一緒に何か活動をしていくプロジェクトで、例えば中学生が「牟岐町をもっと盛り上げたい!」って考えていたら、それをどういう風にしようかというのを一緒に考えて、お祭りを作ってみたりとか、牟岐の写真を沢山撮って写真集を作ってみたりとか、そんなことを毎年していました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”へーなるほど〜。越智さんはシラタマ活動ではどういったポジションで動いていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”大学一年の時は先輩のお手伝いのスタッフとして動いていたのですが、二年生になるにつれて主要メンバーになっていきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ディレクターみたいな?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”プロジェクトリーダーみたいな感じですね。参加する中学生は〇〇な考えの子たちが多いから、その場合は〇〇をゴールにしてそこまで持っていきたいよねなどと、ひとつむぎのメンバー同士で話をして考えたりしていました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”シラタマ活動に参加した当初からプロジェクトリーダーになりたいといった事を考えていたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうですね、考えていました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”シラタマ活動の具体的な活動を上げるなら、どんなが活動があったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”シラタマ活動に興味を持って手を上げてくれた中学生たちを集めて、先ずはどんなことをやりたいのか聞き取りからはじめて…例えば2019年だったらお祭りがしたいとか、牟岐の食材を使った料理を作りたいといった案がでました。それを実現するには地域の方の協力やフィールドワークを重ねる必要があったので、それらを行っていき、最終的には実現していくといった感じでした。大体12月にスタートして9月に終わる…みたいなスケジュールでした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。他にも何か成果物は残していたりもするのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”あります。中学生たちが牟岐の風景で写真集を作りたいといったので、それを作ったりもしました。ありがたいことに協力してくれた地域の方々には「地域に配りなさい」とおっしゃってくれていました。それがまだ実現出来ていないことのひとつではありますが、写真集は中学生たちのひとつの成果として残せたモノではあります。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

単純に「楽しい」という思いから

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なんというか、偉いですよね(笑)。自分の若いときの事を思い返してみると考えられないというか(笑)まだ若いのになぜそこまで自分よりも若い子たちの事を考えて動く事ができるのか?不思議に感じる方も多いと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうですか(笑)確かにひとつむぎの活動を通じて色んな方の前でお話する機会を頂いたりしてきまして、その度にそうおっしゃってくれたり、「すごいね!」などと言われることも多いのですが、偉いと思われたいからとか、そういうつもりでやっている訳ではないんです。
ただ単純に中学生と一緒に考えるのが楽しいというか…やっぱり難しいことも多いんですがそれがやりがいがあるというか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今のうちにスキルを高めておいて、社会に出た時に役に立つような準備をしている部分もあるのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”うーん…社会人になった時のためにとかそんなつもりも全くなくて。この難しさをどう乗り越えようかとか、このチームだったらどう乗り越えることができるかとか、そういうことを考えるのが単純に楽しいというか。そうした方が充実するというか、そこから得るモノが大きすぎるので手放せなくなったという感覚かもしれません。今となっては就職活動に役に立ったなーと思うこともありますが、ひとつむぎの活動を社会人になるための準備として考えたことはなかったです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”不安定な昨今、若い時から10年20年後のことを考えて学生の時から動いている子達も多くなってきたと感じますが、越智さんの活動の源泉はそこではないと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうですね。学年が上にいくにつれて責任も重くなってくるし、ただ単純に楽しいからやっているだけとは一概には言えませんが、責任感があったからこそ逃げずにやってこれたなとは感じています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”やめたい!みたいな時もあったのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”めっちゃありました(笑)責任感だけでやっている時もあったので。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”楽しいからやっていたはずなのに、楽しめていない自分がどこかにいたとか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうです。そういうのを経てといった感じです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

「また牟岐に帰りたいな」

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”それで、今年(2023年)の春でひとつむぎは卒業でしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”そうですね。でも3月に行うイベントがまだ残っているので、それが終わったらですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”どうでしょう?やりきった感覚はあったりするのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”う〜ん…やりきった感を得るために今3月のイベントに向けて準備しているところです(笑)。結局私がひとつむぎとして活動をはじめた時にコロナ禍になってしまって、物理的に何も出来ないことも多くあったので…言い訳にしかならないんですけど…” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”いや…それは言い訳ではなく仕方がない状況ではありましたよね。最後に牟岐町で活動してきてどうでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”越智さん” text=”4年間活動してきて感じたことは、牟岐町は関係人口がすごく盛んだなと感じました。関わってくれた地域の皆さんが温かいので、ひとつむぎ側の人間がまるで故郷のような感覚になっているから、そうした関係人口がどんどん増えているんだなと感じました。関わった人たちは「また牟岐に行きたいな」とか、「また牟岐に帰りたいな」と言っている人も多くいるし、間違いなく私もその一員になりました。

なので、「学生時代に関わりをもった町」といったモノを超えて、牟岐町は「帰る場所」とか「またあの人に会いたいな」みたいなのがいっぱい詰まった町でこれからもあり続けて欲しいなと願っています。

あと、子どもたちと一緒に活動するなかで、子どもたちは「牟岐には何もない」「私、地元嫌い…」って当初言っていたのに、ひとつむぎの活動を通じて「あれ?牟岐って意外に面白いかもしれん」とか「私、牟岐好きかも」といった具合に変化していく様を見てきたので、故郷のことを想う子どもたちがこれからも育ってくれたらなって思っています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/02/DSC09951-scaled-e1676433027881.jpg”]

 

 

今回の牟岐人

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越智日和さん

NPO法人ひとつむぎ 理事
https://hitotsumugi.org/

 

大阪から牟岐へ移住し、美容室をオープンさせたUi__Hair&Make(ウイ ヘアアンドメイク)の オーナー 家形さゆりさん


昨年2021年、牟岐駅前に美容室Ui__Hair&Make(ウイ ヘアアンドメイク)がオープンしました。オーナーはヘアメイクスタイリストの家形さゆりさん。約2年前、結婚を機に大阪から牟岐へ移住をしました。都会から田舎へ、環境がガラリと変わったさゆりさんの生活やお仕事について色々とお聞かせいただきました。

住み慣れた都会から田舎へ

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ご結婚をきっかけに大阪から牟岐町へ移住をされたとお聞きしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”はい。出身は大阪の枚方市なんですけど、18歳で家を出てからずっと心斎橋のあたりを拠点に生活してました。じいちゃんばあちゃんも大阪にいたので田舎よりも都会に近い環境で育ってきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐のような町とは正反対の環境でずっと生活されてきたんですね。いままでと違う環境に移住することに対して拒否感はありませんでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”環境が違いすぎて田舎暮らしの具体的なイメージが全然持てなかったんで、嫌とも不安とも逆に思わなくて。「海も空も綺麗だし良いかな〜」ぐらいの軽い気持ちでした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですね。実際に移住してみてどうでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”スーパーもあるしネットで頼んだ荷物もすぐ届くし、意外と日常生活に不便を感じることはあまり無いです。でも色んな仕組みの違いに初めは戸惑いました。例えば下水が通ってない環境は初めてだったので、このお風呂の水はどこに行くんだろうとか。あとは不動産屋さんが無いので家を探すのはどこに行ったら良いのか、とか。これまで当たり前にあったものが無いことに慣れるのにちょっと時間がかかりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”全く違う環境にストレスは感じなかったですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”うちの場合は夫が牟岐出身なので、私が感じる戸惑いに共感は無いんですよね。夫にとっては当たり前なので。「物件探しは役場に行って聞いてみたら」とサラッと言われても、こっちとしては物件探しにそんな市役所的なところに行って大丈夫なん?って感じで。なので初めはちょっと孤独感があったと思います。誰にも理解されない困りごとや驚きが多すぎて。初めは牟岐に友達もいなかったですし。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。地域の方たちとの関わり合いも都会とは違うことが多いと思うんですが戸惑いは無かったですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”やっぱり最初は見慣れない人間だしこんな金髪だしで、誰だろう?って感じでよく見られましたね。大阪だと街中で会う人たちを基本的に気にはしないので、初めはどうしたら良いんかなって感じでした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”田舎は知ってる顔ばかりなので知らない人がいたら誰だろうってみんな気にしますもんね。?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”なので、「知ってるいつもの子」になったら安心してくれるかなと思って、近所の人たちに会った時はめっちゃ挨拶するようにしました。今は温かく見守ってくれてる感じです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

予想外の美容室オープン

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”移住して1年後にこちらの美容室Uiをオープンされたそうですが、もともと牟岐で美容室を開こうと考えられていたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”いや、初めは全然考えてなかったです。大阪ではフリーランスで美容師とヘアメイクの仕事をしてたんですけど、もう自分の中ではやりきったと思えてたので、牟岐に移住したら第2の人生をゆっくり楽しもう!ぐらいの気持ちだったんです。働こうとは思ってたけど、どこかの美容室でパートで雇ってもらえたら良いな…とゆったり考えてました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですね!それがなぜご自分でお店を持つことになったんでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”雇ってもらえる美容室が見つからなかったんですよ。こっちは美容室って個人店が多いので、人を雇う予定のないお店が多く、働ける場所が見つからなかったんです。阿南市に行けば数店あるけど、車の運転に自信が無かったので片道1時間かけて通うのが怖くて。で、もう自分で店をやるしかないなということになりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”想定とは全然違う方向になったんですね。移住して数ヶ月は当初の予定通り比較的ゆったりした生活を送られたと思うんですが、その日々はどうでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”引っ越してすぐは夏だし海や川で遊んだりして結構楽しんでたんですが、だんだんと仕事のオンオフが無い生活がしんどくなってきたんです。大阪ではずっと仕事をしてきたのでバランスがとれないとゆうか…自分には仕事が必要なんだな、とその期間でよく分かりました。それで仕事を始めようと思ったけどさっき言ったように仕事が無い…じゃあ自分で始めようという流れです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”同じ美容師のお仕事でもこれまでと違うことも多いと思うんですが、ご自分の店を持ったことで大きく変わったことはありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”スタンスは変わってないんですが、お客さん一人一人とゆっくり向き合えるようになったかなと思います。小さい子がいてもオッケーなので、ご家族みんなで4時間ぐらい貸切というのもよくあります。大阪では面貸しといって美容室の一角を貸してもらって髪を切っていたので、他のスタッフやお客さんもいるしなかなかそんな自由にはできなかったんです。もうちょっとしてあげたいと思っても次の予約が詰まっていたり。そういう点では自分の店を持って良かったですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

色々なものに出会えるフリースペースに

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”フリースペースUi_cafeも併設されてますが、こちらもご自分のお店を持つ時にこだわられた部分なんでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”美容室の一角でちょっとしたフリースペースがあれば良いかなぐらいは思ってたんです。でもたまたま広いところが借りれたので、1年目の自分の経験もあって色々な方の居場所になれば良いかなと思って作りました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”現在は期間限定でパンケーキを中心としたカフェをしているとのことですが(2023年1月で一旦終了)、当初からカフェのような形を想定していたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”そうですね。お店を作り始める段階で飲食出店が可能なシェアスペースを併設することは決めてました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”これまでも徳島市でイタリアンのお店をされてる方が1日出張で店をオープンしてくれたりしました。徳島市や県外など少し離れた場所で普段活動されている方が海部郡で出店する時の拠点のようになれば嬉しいですね。海部郡に遊びに来るついでに出店する、みたいな感じでも。地域の方にとってもいろんなお店に変われば面白い場所になるんじゃないかなと思ってます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

若い子たちの選択肢を増やしたい

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”これからやりたいことや今後の展望はありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”これまでがフリーランスとして、毎日時間も場所も会う人も仕事内容も違う仕事をする生活だったのもあって、自分は一つの場所でずっと仕事をするより、もう少し動ける働き方のほうが向いてるかなと思ってるんです。もちろん今も仕事内容としては充実しているしありがたいのですが、働き方としては数年かけてもう少し自分に合うようなスタイルを見つけていきたいと思ってます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”具体的にどんなイメージですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”店舗は私以外に誰か常駐のスタイリストさんを見つけたいなと考えてます。もちろん私も引き続き店舗にも立ちつつ、時々ヘアメイクや美容師として仕事で出張できたら良いなぁ、と。今もこの店以外にもご依頼があれば大阪に行ってたりもするんです。自分が大阪の経験からあまり年数が経たないうちにヘアメイクの仕事を作って、若い子たちにつなげられたらと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐や海部郡内にいてもヘアメイクの仕事や勉強の選択ができるように、ということでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”そうですね。牟岐に来て若い子たちの雇用のことを考えるようになってきたんです。こっちの子は選べる職業も少ないみたいなので、ひとつ選択肢を増やせるかなという想いもあって。特にヘアメイクは免許も必要ないので、私が仕事を増やしてあげれてたら、若い子がゼロから経験を積んでもこっちにいながら仕事ができるんじゃないかと思ってるんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”次の世代の雇用のことまで考えられてるんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”さゆりさん” text=”ヘアメイクの仕事をやりたかったけど、田舎に残りたいから諦めたってゆう高校生の子が実際いたんですね。何かできる方法があったんじゃないかな、って私は思うんですけど、本人も周りにいる大人の方々も分からなかったりすると、遠いから無理とか無いからできないと諦めることが多いのかな、と。これまでの自分の経験を若い子たちの新しい選択肢につなげることができる可能性があるかもしれないならやってみたいです。田舎にいても諦めない方法を見つけたいなと思ってるんですよね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2023/01/DSCF0177-1-scaled-e1673821091422.jpg”]

Ui_という店名はU&I、あなたと私一人一人それぞれの心地良い居場所であるように、との意味を込めて付けられたそうです。美容室、カフェ、そしてこれからの若い世代の雇用という居場所作りまで考えられているさゆりさん。牟岐や海部郡にいてもヘアメイクの仕事ができる、そんな選択が当たり前になる日もそう遠くないのかもしれません。

 

今回の牟岐人

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家形さゆりさん

instagramアカウント:@ui_hair_ui_cafe

大学を休学して、地元で子どもたちの居場所作りを – “ゆあぷれ””われもこう” 川邊笑さん

過疎地域にとって子どもたちの居場所不足は大きな課題のひとつ。学校と家庭以外に居場所の選択肢が無く、特に学校に馴染めない子どもたちは町からも一人孤立してしまうことになりがちです。この問題は牟岐町も例外ではありませんが、2022年に牟岐町に子どもたちの新しい居場所ができました。その場所・活動の中心人物となる牟岐町生まれの大学生、川邊笑(えみ)さんに今回はお話をお伺いしました。

学校と家庭以外の、子どもたちの居場所

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”子どもたちの居場所づくりをされているとのことですが、具体的な活動の内容を教えてください。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]
[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”「ゆあぷれ」と「われもこう」という2つの活動をしています。まず「ゆあぷれ」は中高生が学校終わりや休みの日に集まって、思い思いの時間を過ごすための場所です。お菓子を食べて友達やスタッフとしゃべったり、漫画を読んだり勉強をしたりみんな自由に過ごしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”中高生なら誰でも参加できるんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”はい。対して「われもこう」は学校に行きづらい小学生から高校生のための居場所です。何がしたいか一人一人と相談して活動内容を決めていきます。あとは個人個人に合わせたペースでの学習のサポートもしています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

▲ボランティアと民間で運営をしている2つの活動についての広報用のちらし。これらの活動は牟岐町内にあるリフォームされた建物で、どちらも無料で曜日をずらして行われています。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”川邊さん以外のスタッフの方もいるのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”「ゆあぷれ」のほうは大学生の友人たちや地域の退職された学校の先生と一緒にしています。「われもこう」は教育相談員やスクールカウンセラーをしている元教員の方と私がメインです。ボランティアで手伝いに来てくださってる方も5名ぐらいいます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

『牟岐町の事が大好きなので、現状守れるモノは出来る限り守っていきたい』牟岐町防災サークル 上田好美さん

▲以前お話を伺った元教員の上田さんもこの活動に参加しているのです。

 

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”「ゆあぷれ」では中高生たちはどんな様子で過ごしていますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”自由に解放されに来ているように感じます。たわいない話の中でポツポツと愚痴やしんどいことを漏らしてくれることもあって、日々のガス抜きができる場になっていたら良いなと感じています。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

▲「ゆあぷれ」の一コマ。子どもたちみんなリラックスしている様子が伺えます。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”家族や友達じゃない、少し距離がある立場の人だから話せることってありますもんね。では「われもこう」での子どもたちの様子はどうでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”「今日は何がしたい?」と聞くことから始まって、静かにすごしたい、畑がしたい、とそれぞれ好きに過ごしています。でも自然と子どもたちの中で同じ悩みを話し合ったり、小さい子のお世話をしてあげたりと関係性ができています。みんなすごく優しいんですよね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”これまで学校の友達や家族には言いづらかったけど、同じ立場だから安心して言葉にできることもあるのかもしれませんね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そうだと思います。この悩みは自分だけじゃなかったんだ、って同年代の子と共有できるのってすごく安心すると思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

田舎にも居場所の選択肢を作りたい

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”では川邊さんご自身のことについて聞かせてください。現在は大学生とお聞きしました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そうです。関東の大学なんですが、この春から1年休学して牟岐に帰ってきてます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学を休学したのはこの活動をするためですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”はい。1年半ぐらい前から大学の長期休みの時だけ帰ってきて「ゆあぷれ」を開催してたんです。でも居場所って日常的に必要なものなので休学して活動することにしました。学校に馴染めない子たち専用の場づくりもしたいというのも大きかったです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”熱意と行動力がすごいですね。なぜそこまで子どもの居場所づくりに強い関心を持たれたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”大学に入ってから3年間ぐらいNPO団体で学習支援のインターンをしてたんです。そこで学校に馴染めない子や貧困家庭の子、発達障害の子など様々な立場の子たちに出会って、学校と家庭以外の居場所の重要性をすごく感じたんです。でも、都会には人それぞれに合った居場所があるけど地方には選択肢が無いのがすごく問題だなと思って。で、自分でやるなら地元でやってみたい、と。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。地方に子どもたちの居場所が少ないというのは、川邊さんご自身が牟岐で過ごした学生時代にも感じましたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”私も中学生の時にしんどくなった時期があったんですが、なかなか学校の友達には言えなくて……自分はどちらかというと子供の頃から生徒会をやったり部活のキャプテンをやったりするようなキャラだったので。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”真面目でしっかりしてるリーダーって感じですかね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そんな感じだったと思います(笑)。だからなのか、友達には悩んでいる姿をなかなか見せられなかったんですけど、先生や親など周りの大人が気付いて話を聞いてもらえたんです。でも、学習支援をして様々な子どもたちに会ったことで、自分は運が良かっただけなんだと分かったんです。私は家族や先生が気付いてくれたから立ち直れたけど、そうじゃない環境の子どもたちもたくさんいるんですよね。その子たちを受け止める場所は都会にはあるけど、私の地元のような田舎には無いよなぁ、と。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

根底にあるのは「誰にも自殺してほしくない」という願い

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐に住んでたのは高校までですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”いえ、中学までです。高校は徳島市内の学校に進学して姉と二人暮らしをしてました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですか。どこか行きたい高校があったんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そこまで考えがあってのことではなくて。英語は好きだったので国際英語科に行ったんですけど、何より町の外に出て行きたいっていうのが一番でした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”大学ではどんなことを勉強されてるんでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”教育学部なんですが、うちの学部はちょっと変わっていて。他の教育学部って教員養成が主なんですが、うちは心理や障害科学などもっと広く勉強できるどちらかというと人間学部みたいな感じです。教員になる学生も3割ぐらいで。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”じゃあ今活動されてる過疎地域での教育支援や居場所づくりも研究対象に当てはまるんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そうなんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”今の大学を選んだ理由はその学部があったからなんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”元々私の根底に「人が自殺してほしくない」という想いがずっとあって。一人一人が何かあっても乗り越えていける力を持てたら、自殺する人も少なくなるんじゃないかと考えたんですね。そのためには子どものころからの教育が重要じゃないかなと思って、先生にも興味があったし教育学部に行こうと決めました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”生き抜く力が強い人を育てていきたい、という感じでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”はい。ただそれなら教員養成よりも、発達や心理などもう少し広い視点で学びたいなと思って探してたら今の大学を見つけたんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”「人が自殺してほしくない」ってすごく強い願いですよね。何かこの考えが根底になるようなきっかけがあったんでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”さっき中学生の時しんどい時があったと話したんですけど、人間て誰しも弱いところがあるんだなと感じた出来事があって……その出来事はすごく驚きというか衝撃だったので……” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ご自身もしんどくて気持ちが弱っていた時期だったというのもあるんでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そうですね。自分は運良く周りの人たちがサポートしてくれたけど、後々考えたら環境やタイミングが違っていれば自分もどうなっていたか分からなかったな、と。誰しもその可能性があるので誰も自殺してほしくないと強く思うようになったのかもしれないです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

誰に対してもあたたかいまなざしがある地域にしていきたい

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”これからやっていきたいことはありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”「われもこう」に関しては、週1回では子供たちの学習や日々の暮らしをカバーしきれないので、行政と連携して教育支援センターとして位置付けてもらいたいと思っています。その上で学校や医療機関、社会福祉協議会など地域全体で連携できるネットワークを作りたいですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ただでさえ人口が少ないのに、民間とボランティアだけでは長く続けられないですもんね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”そうなんです。なので、地域で手が回らない日々の学習などはオンラインで外部の講師や大学生に協力してもえるようなつながりを県下で作っていきたいです。誰か一人のやる気ある人だけが動くのでは続かないので、私がいなくても回っていくようなネットワーク作りをするのが目標です。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”最後に牟岐の好きなところはありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”想像していたより自分がすることを応援してくれる地元の人が多かったんですよ。人間関係が狭いのはしんどい部分もあるけど、こんなあたたかい町だったんだなと帰ってきて改めて認識しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐町のような小さな町は、若い子ががんばっていると応援してくれる人がたくさんいますよね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”川邊” text=”あたたかい人が多いこともあって、今後は地域食堂なども開催していければと考えています。この場所(「ゆあぷれ」や「われもこう」)に来たときだけ元気になれるのではなくて、町でいくつか安心できる場所や人が居ることが、誰もが安心して生きていける町になると思うんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSCF9937-1-scaled-e1670738851789.jpg”]

 

誰ひとり取りこぼさず、自分らしく人生を歩めるあたたかい町にしたいと語ってくれた川邊さん。大きな願いのように感じるかもしれませんが、彼女の始めた活動で救われている子どもたちが今現在も確かにいます。この大きな一歩を途絶えさせず地域で前進さすことができれば、「誰ひとり取りこぼさない牟岐町」は実現するのではないでしょうか。

 

 

今回の牟岐人

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川邊笑さん

筑波大学人間学群教育学類4年(取材時)
ゆあぷれ
instagramアカウント:@yourplace_mugi
われもこう
お電話:080-9833-2511
メール:waremokou.mugi@gmail.com

コワーキングスペースを活用して牟岐へ移住 – グラフィックデザイナー 春川法古さん

前回の牟岐人ではモラスコむぎスタッフの中西香代さんにお話を聞きました。その中で2022年からリニューアルオープンしたコワーキングスペースをご紹介いただきましたが、今回はこの場所を拠点にRIDE ONという屋号で活動をしているグラフィックデザイナーの春川法古(はるかわのりこ)さんにお話を伺いました。

高校卒業からデザイナーになるまで

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”春川さんのお生まれはどちらでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”美波町です。日和佐の町のほうの地域ではなく、山の中で。いつも目の前の川で魚やエビを捕まえたり泳いだりして遊んで育ちました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”美波町にはいつまで住んでいたのでしょうか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”高校まで美波町で、卒業してから徳島市内のスーパーに就職しました。そこから牟岐に来るまでずっと徳島市内でした。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”初めはデザイン関係のお仕事じゃなかったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”いえ、スーパーのポップやチラシを作る部署だったので、デザインの基礎のようなことはやってました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。絵やデザインにはずっと興味があったんでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”子供のころから絵は好きでした。美術大学への進学も考えたんですが親に金銭的に負担をかけてまで行くのもな〜と思って。でも少しでも絵に関わる仕事ができたら良いなと考えてたら、当時の絵の先生から企業でもデザインやイラストに関われる部署もあるということを教えてもらったんです。それで直接スーパーの本社に行って、チラシを作る部署で雇ってもらえないかと話をしにいって。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”高校生ですごい行動力ですね!” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”求人も出てなかったし、今考えたらむちゃくちゃなんですけどね(笑)子どもだったので勢いで。でも運良く人手が欲しかったみたいで、就職試験を受けてみたらと言ってくれてそのままそこに就職しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

▲むちゃくちゃと言いながらも笑って話をしてくれる春川さん。行動力の凄さが伺えます。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”しばらくそのスーパーで働かれてたんでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”はい。仕事内容はポップを描く以外にも、撮影の手伝いやディスプレイの手伝いなどもあり楽しかったです。同僚も上司もいい人ばかりで恵まれた環境でした。数年働いた後、いくつか職を転々として、20代後半で地域情報誌のデザイナーになりました。デザイナーとして仕事をしたのはこの時が初めてですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”その会社で働いていた友人から「デザイナーが足りないのでやらないか?」と声をかけられて。本格的なデザインの経験は無くても働きながら覚えたら良いと言われたので、それならやってみようかなと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そこでデザイナーとしての経験を積まれたんですね。どのタイミングで独立されたんですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”情報誌で3年働いた後ですね。アルバイトとして働いてたんですが、そこのバイト契約が3年までで、それ以上いるなら社員にならなければならなかったんです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”社員になるのは良いことのようにも思えるのですが違ったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”実は若い頃に結婚してすぐ離婚したのでずっと一人で子育てをしていて。社員になると仕事柄かなり忙しくなるので家庭に支障が出てくると考えたんです。それならもういっそのことデザイナーとして独立しようと決心しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”ずっとお一人で働きながら子育てされてたんですか!?独立することを選択されたのもすごいです!” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”もう勢いですよね。子供も中学生になるタイミングだったので環境を変えるならここかなと。年齢的にもあの時じゃなかったら考えすぎて決心できなかったかもしれません。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

再婚やコワーキングスペースの存在で牟岐へ移住

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”徳島市内でデザイナーとして長く活動されてきて、牟岐に移住することになったのはなぜですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”40歳を過ぎてから高校の同級生と再婚したんですよ。同級生といっても面識はなかったんですけど。その人が牟岐の人で。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”そうなんですね!” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”子どもも大学を卒業して手を離れてたので良いかなと。しばらく徳島市内で暮らしてたんですけど、義理の父が高齢で心配になってきたのと夫が仕事を辞めたこともあって、牟岐の実家で一緒に住もうかということになったんです。それで先に夫が牟岐に帰って、私は徳島市に住んで時々牟岐に行くという生活を1年ぐらいしてから牟岐に移住しました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お仕事は牟岐でも続けていけそうだと判断されたんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”それが牟岐に帰ろうかという話が出た時がちょうどコロナが始まった頃だったんです。それで仕事が激減して、このまま牟岐に帰ったら仕事が全く無くなってしまうかもと思って、夫だけが先に牟岐に帰ったんです。そうこうしてるうちに少しづつ仕事も戻ってきたので牟岐に行ってもどうにかなるかなと思える状況になってきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”コワーキングスペースができたのも良いタイミングだったんですね。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

▲2021年にリニューアルオープンしたモラスコむぎ。コワーキングスペースもあり、春川さんのようにリモートでお仕事をするには非常に最適な場所。

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”そうです。あと、コロナでリモートでの打ち合わせが当たり前になったのも牟岐に来るにはありがたかったです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”お仕事はいつもモラスコむぎのコワーキングスペースを利用されてるんでしょうか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”そうですね。牟岐で義父と夫と一緒に暮らすことになったんですが、家ではなかなか集中して仕事ができる環境にならなくて。困ったな〜と思ってるところにこのスペースができると聞いたので、オープンに合わせて本格的に移住してきました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

▲海が目の前にあるコワーキングスペースを使って日々働く春川さん。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”すごく良いタイミングだったんですね。コワーキングスペースの使い心地はいかがですか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”静かだし環境も良いので気持ち良く仕事させてもらってます。天気が良い日は外の砂浜でお弁当を食べたり、ベンチに寝転がってちょっと休憩したり。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

何気ない事が楽しい牟岐での生活

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”春川さんご自身は牟岐に引っ越すのに抵抗はありませんでしたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”私もいつかは県南で暮らしたいとずっと思ってたんです。親も高齢になってきて心配なので近くにいたいし、自然が近くにあるところで暮らしたいと長年考えてました。この先の人生も長いし、県南での生活を根付かせるためにも今のタイミングで環境を変えるのは良いんじゃないかなと。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”なるほど。実際に移住されていかがですか。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”とても充実してます。義父は漁師で住んでいるのも港付近の漁師町なんです。漁師さんたちの声は大きいので外での会話が家の中にいても丸聞こえだったり、玄関先に誰がくれたか分からない魚や野菜が勝手にドンと置かれていたり。そういえば田舎ってこんな感じだったなーと面白がってます。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

▲春川さんが住む場所はいわゆる漁師町。港に行けば細い路地の町並みや漁師さんに懐いた猫ちゃんがいるのです。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”美波町のご両親にも会いに行きやすくなりましたか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”はい。距離が近くなったので少なくとも2週に1回は行けるようになりました。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐での好きな過ごし方があれば教えて下さい。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”毎日のように散歩に行ってます。灯台に行ったり山道を歩いたり。散歩をしていると、いつの季節もその季節なりの美しさを感じられます。あと浜に行って、流木を集めたりしながらビールを飲んでぼんやり日が沈む中で過ごす時間は最高ですね。一人で行くこともあれば夫と2人で行くこともあります。一応ゴミも拾ったりして。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

▲仕事を終えたら飼っている猫ちゃんと一緒に堤防まで散歩。田舎ならではな楽しみ方です。

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”最高ですね!では今後やってみたいことなどはありますか?” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”まだ家の周りしか分からないので、山のほうや駅周辺など牟岐の色んな地域の魅力を知っていきたいです。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

[code_balloon position=”left” name=”編集者” text=”牟岐町は小さいですが地域ごとに人も文化も違ってすごく面白いと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2018/11/Facebook-logo.png”]

[code_balloon position=”right” name=”春川さん” text=”あと、やりたいこととは別ですが移住してから環境問題を自分ごととして実感できたんですよ。放置林や磯焼けがすぐ目の前にある。町に住んでいると環境問題が深刻と情報としては知ってても、実感できないのでどこかよそ事というか。なので、都会の人が田舎に来て問題を実感できるような機会があれば環境への一人一人の意識がもっと変わってくるんじゃないかなと思います。” img=”https://studio.mugizine.jp/wp-content/uploads/2022/10/DSC07053-scaled-e1666647661746.jpg”]

いくつもの大きな環境の変化を乗り越え、明るくお話してくださった春川さん。お話を聞かせてもらい、何気ない日常の中から楽しみや面白さを見つけ出すのがお上手なんだろうな、と勝手ながら感じました。これから春川さんが牟岐でどんな楽しみを見つけながら町に根付いていかれるのか、想像するだけで何故か私もワクワクしてくるのでした。

 

今回の牟岐人

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春川法古さん

RIDE ON – グラフィックデザイナー